July 07, 2000・Fourth day

 4日目。この日はカナディアンロッキー観光。「氷河ハイウェイ」というハイウェイに沿ってさまざまな湖を巡る。
 キャッスル山というカナディアンロッキーの中で最も有名な山の一つ。城郭のように見えることからこの名がついた。
 まずやってきたのは「レイク・ルイーズ」。湖の向こうに見えるのは標高3464メートルのビクトリア山。富士山より高い山を肉眼で見たのは初めてだ。
 次にやってきたのがロッキーの宝石と呼ばれる「モレーン湖」。奥に見えるのが「テンピークス」と呼ばれる山脈。上のレイクルイーズと比較してもらいたいのが湖の色。モレーン湖はエメラルド色なのである。そして、眺めとしてもオレはこちらが好き。 
 モレーン湖から流れる小川。
 上の写真は高いところから見たモレーン湖だが、同じような高さに降りてくると、荒々しさを垣間見ることができる。
 ボウ川の源であるボウ湖。この湖はクロウフットマウンテンという山の氷河が溶けてできたもの。なので、顔を洗ったのだがすごく気持ちよかった。
 ボウ湖は上の2つと違って奥行きがある。やはり、ここから川を通じて大西洋までつながっているからであろう。
 コロンビア大氷原に行く途中、来た道を振り返る。
 鳥、緊張感なし。
 そして、コロンビア大氷原。カナディアンロッキー最大級の氷原(小豆島2つ分)である。
 この日は意外に気温が低くなく(というか日差しがあるので、スキー場の山頂近くがあたたかいのと同じ原理)、このように薄着で済んだ(本当は防寒着が必要)。氷河に寝転がるというぜいたくは、たまらなくいいものである。
 大氷原から周辺を見渡すと、まさに山々に囲まれているという感があった。
 せっかくなので、水に顔をつけてみた。本気で肌がひきしまった。女性は今すぐ行くべし。
 氷原を走る雪上車と運ちゃん。意外にもオレと同じぐらいの身長。顔は別として親近感を覚えた。
 と、1日かけてカナディアンロッキーを回ってみた。やはり、何度でも行ってみたいエリアである。自分で運転するには距離が長すぎるが・・・
 この後、バンフに戻り夕食は鱒料理だった。しかも、鮭的な鱒ではなく本気の鱒。なぜ、カナダで鱒なのだろうか・・・

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