2004/05/05(Wed)

 あー、本当に最終日となってしまった…。この日は6時に起きようとアラームをセットしたはずが、気がついたら7:30。アラーム不発。すぐに軽くシャワーを浴びてから着替えて地下鉄にダッシュ。“Ess-a-Bagel”へ。

 店内は既に日本人の巣窟。入り口にはアベック、店の奥には女2人旅という感じ。で、オレが並んだ列には母と娘という組み合わせ。まるで新宿高野のような風景だ。
 で、オレの注文の番となり一応慣れたような雰囲気をかもし出しながら注文する。しかし、「色々あって急いでいる」というのもあり、結局、希望の“everything”という種類のベーグルを頼み忘れて、ベーシックな「ゴマベーグルでクリームチーズサーモンサンドを一つください」となってしまった。

 購入後、5秒で地下鉄に乗り込みホテルへ。ベーグルを置いてすぐにマジソンスクエアガーデンの隣にある中央郵便局へ。

 中央郵便局は24時間営業だ。だから、送りたい時に荷物が送れる。ということで、朝でも行列。10分ぐらい並んだ後でオレの番となり、中国系の女性と20分ぐらいあーだこーだ言いながら、なんとか荷物を送る。

 さて、USで荷物を送るときにはこのページを参考にしながら手続きを行うと便利だが、それ以外にオレが感じたツボは次のとおり。

 ・パスポートを忘れずに(一定金額以上の荷物を送る際には提示を求められる。ただ、金額を別にして持参したほうが安心)
 ・ダンボールで荷物を送る際には、ダンボール横とかに書いてある商品名や法人名をガムテープとかで隠す必要がある(たとえば、湖池屋ポテトチップスと書いてあるダンボールの場合、その書いてある部分をガムテープで隠すということ)。
 ・ダンボールの荷物でも普通の郵便扱いになるものもある。

 と、郵便手続きも無事に終了し、ホテルに戻り冷蔵庫の中身やスーツケース、ショルダーバッグを整理していよいよチェックアウト。とはいえ、アパートメントホテルなので、管理人さんに鍵を返すだけなのだが。鍵を返して、タクシーで空港へ。

 NYではこの5月からタクシー料金が値上がりしている。来たときはJFK⇒マンハッタンが35ドル+高速料金4ドル+チップだったのに対し、帰りのマンハッタン⇒JFKは45ドル+高速料金4ドル+チップとなる。いくら固定料金とはいえ、いきなり1,000円もあがるのはたまらん。でも、払わないと帰れないので払う。

 そして、空港に到着。チケットカウンターでチケットを入手して(電子チケットなので)、列に加わる。

 荷物検査とボディチェックを無事に通過したら、搭乗ロビーへ。ちなみに、「靴脱がされプレイ」はなかった。ロビーでシアトル系のコーヒーを飲みながら朝買ったベーグルサンドを食べる。

 やはり、分厚い。日本のベーグルは上の部分の厚さが全体の厚さだったりするが、こっちのはそれどころじゃない。サーモンもチーズもたっぷり入っている。1個食べるのにいっぱいいっぱいだ。で、食べ終わってこの旅行記の原稿をロビーで書く。

 そして、搭乗案内の時間。周りは当然ながら日本人だらけ。

 ここで「あぁ、日本に帰るんだなぁ」と、本気でさびしくなった。でも、また来ればいいのだ。まだまだやり残した事もたくさんあるし。ただ、次も一人旅であろうか…それは別の意味でさびしい。


おしまい。