2001年12月14日・二日目

 2日目。朝食は「多來記」でおかゆとワンタンメン。右のおかゆは、白身魚のお刺身が乗っかっているもので、それが熱によっていい具合の歯ごたえとなる。
 おかゆ本体の味も、いい具合にさっぱりしていた。

 これがワンタンメン。想像以上にメンに歯ごたえがあり、エビのワンタンもプリプリしていた。スープはいわゆるラーメンのそれとはまったく別物。ダシが重視されていた。

 食後、ペニンシュラホテルのショッピングアーケードに。これはペニンシュラの正面。ちょうどツリーが飾られていた。ちなみに、写っているのが母である。

 ペニンシュラでの物価がやけに高かったので、何も買わずに昼食へ。日本にも上陸した「糖朝」である。写真は豆腐花、あずきのプリン、マンゴープリン。
 正直、豆腐花は生温かさがあまり合わなかったが、マンゴープリンはやはり旨かった。あずきプリンは羊羹がプリンの固さになったというイメージで。

 あと、チャーシュー入りのまんじゅうを注文。中身が意外に少なかったのが残念。やはり、スイーツを食べるべし。青山店ではどうなのだろうか・・・

 糖朝で食べた後は、地下鉄で移動。香港の地下鉄の椅子は、金属椅子である。なので、好き嫌いが激しいであろう。
 車内の雰囲気は都営大江戸線のように、微妙かまぼこ型である。

 黄大仙廟という寺院の入り口。もともとこの寺院は病気治癒のご利益があるのだが、ある有名スターがここで将来を占ってもらったところ、的中したとのうわさが広まり、今では占いの寺院として知られている。
 寺院的にはそのポジションをどう思うのだろうか・・・

 中に入ると、菊人形のオブジェが多数あった。しかし、すごい体型だ・・・

 その後、「女人街」へ。このようなテントで仕切られた店がたくさんあり、下着やらTシャツやらがべらぼうに安い値段で売っていた。
 お約束のニセモノ系もたくさん売っていたが。

 そして夕食。この日は「錦江川菜館」で四川料理。写真はエビチリ、ナスとひき肉の辛みそ炒め、そして麻婆豆腐。
 とにかく、どれも辛い。とくに麻婆豆腐がすごい。全部食べると涙は出るわ汗ダクになるわで。でも、全部旨い。特にエビチリはたまらなくプリプリ。
 ご飯は前日よりはふんわりしていた。ただ、熱いごはんと辛いおかずだったのが、後々起こる悲劇の原因かもしれない・・・

 食後、マラソンスポーツという判りやすい名前の靴屋(ABCマートみたいなもの)でPumaが安かったので購入。ちゃんとホンモノを買ったのでご心配なく。
 その後、写真のテイクアウト専門の甘味屋でタルト3種を購入。マンゴー、チョコ、ミルクである。やっぱ、マンゴー旨いねぇ。ミルクは予想外にさっぱりした味わい。 

 一旦ホテルに戻った後、イルミネーションを見に外出。
 日本のイルミネーションと違って、香港の場合は街全体がそれで彩られている。だから、海外向けの観光の呼び物にもなる。外国の人が恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションだけ見に来日するかと言えばそれはありえない。そういうことである。
 しかも、これらはすべて九龍島のホテルから歩ける距離の範囲にあるのがすばらしい。ぜひ、一度現地で見てもらいたい。

 と、イルミネーションの余韻に浸りながら、ホテルに戻りくつろぐのであった。シェラトンの部屋から、ビクトリアハーバー(つまり川)を挟んだ香港島が見えるのである。
 しかし、好事魔多し。この後、唐辛子が腹に刺激を与えてトイレに15分たてこもりだった・・・

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