くろひつじ
東京にジンギスカンブームを広めたシンボル的存在のお店。相変わらず予約は取りづらい模様。
 左上から、マトン、野菜、それを焼いている図、キムチ、抹茶緑茶、食後のソフトクリーム。

 ここは焼き鍋に既に油が塗られているので、運ばれてきた肉と野菜をそのまま焼いて食べるだけ。かなり強火なので肉は鍋に乗せたら気をつけないとすぐに焦げてしまう。で、味はなかなか濃厚。野菜もちゃんと水切りされて運ばれてきたので問題なし。そもそも、このお店のお肉はマトンのみなので、ニオイが気になるところだが、やけに食べていて気になるというようなものではなかった。

 ただ、そもそも鍋が強火すぎるので肉の脂のうち、必要な部分までもが落ちてしまい、野菜とかにほとんど脂の味が染み渡らないのが個人的には残念。また、正直なところタレは普通。塩ダレの選択肢があってもいいように思った。


 キムチは各種ネットで見た評判よりもいいのではと思った。また、抹茶緑茶(脂肪分解促進作用ありというもの)とマトンの組み合わせは、むしろ食後のニオイ対策なのではという具合。ソフトクリームは普通。

 で、一番この店で困ったのが、店内に煙が充満しすぎているとか、あまりにも店内が雑然としすぎているとかではなく、レジカウンターの付近で、店員がズボンをゴソゴソ直していた姿を見てしまったこと。それを含めて、はっきり言ってこの店の接客には改良の余地がありすぎる。予約の困難さとか待ち時間とかを含めて考えると、個人的には「カムイ」のほうが好き。