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2006年02月02日

新橋・太郎坊 焼鮭定食+焼きタラコ(定食1,100円、タラコ500円)

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 覚王さまと、霞町さまとご一緒させていただいてのお昼。

 ここは、駅から5分ぐらいにある、一見さんであれば見落としてしまうぐらいに入口が小さい店。しかし、店内に入ると相当な奥行きがあり、懐かしさ漂う座椅子が置かれる座敷が広がる。

 ここのランチメニューは焼鮭かタラコの定食(他にも「柳川」があるらしいが)で、タラコは単品で頼むことができる。ということで、焼鮭定食に焼いてもらったタラコを付けて注文。

 まず、焼きタラコが運ばれてきた。

 しかし、ご飯がない状態でこれを食べるのがもったいなかったので、定食を待つ。遅れること数分、カウンター奥のグリルでじっくり焼かれた鮭が乗った定食が運ばれてきた。

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 グリルを見る限り、相当に焼き目も入っているのではと思ったが、意外にも身にも皮にも焦げ部分は見られない。一口食べると、鮭の脂がわかりやすく濃厚。ご飯が欲しくなる。

 で、ご飯を食べるとこれが丁度いい炊き加減。鮭の脂分に対して少し固めに炊き上がったご飯の相性がいい。

 次に、大根おろしを乗せて食べようと思い、青首の部分を中心とした大根おろしに醤油を落として、混ぜて食べると、これが甘みがある一品。鮭に乗せるというよりはこれだけでもいいぐらいの味。

 そして、ようやくタラコを食べる。やはり、この塩加減とご飯の相性がよく、ご飯が進む。また、ごぼうの皿も、丁寧な作りで上品があり、赤だしの味噌汁も、しっかりと濃厚。

 そんな風に食べ続けて、最後の鮭の皮と身を一口で食べたら、噛めば噛むほどに脂があふれ出してきた。それは、この一口でご飯が一杯食べられるのではと思えるぐらいのものであった。

 ただ、実は食後に何か物足りなさを感じたのも事実。それが何かを考えたら「香り」だった。鮭を焼いたとき特有の香りをほとんど感じなかったのである。

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カテゴリー : [ 和食|新橋 ]  記事の編集 takapu : 2006年02月02日 23:36

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コメント

 【霞町さま】

 いえいえいえいえいえ…そんな。相変わらず妙に長文だったり、ホゲホゲな表現を使ったり…

 タラコ画像は、あのボリュームを表現するのには、この画像がいいかと思いまして。遠めの写真では、タラコの横にタバコを置かないと判らないという印象があって。

 【覚王さま】

 いや、タラコは…(省略)

 烏森神社の福豆は、噛めば噛むほどに濃厚な豆本来の味が広がって、そこにほろっとした苦味を感じるというものでしたが、こういう「噛むごとに」という味、今の日本の食文化だと、ややおざなりになっている部分ですよね。

投稿者 takapu : 2006年02月05日 11:10

いや〜、流石ですな〜。

タラコの画像は、ちょっと凄すぎですが・・・。

福豆のことも書いて下さいね。

投稿者 覚王 : 2006年02月03日 12:11

すばらしいコメント!
感服いたしました。
タラコ画像、ちょっと凄くない?( ´∀`)ノ

投稿者 霞町 : 2006年02月03日 08:42

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