ハーレムから地下鉄で戻りホテルで再び休憩した後、いつの間にか眠ってしまい起きたらそこそこの時間。ということで、ホテル近くの5番街で買い物に行くことに。ただ、母親はブランド物というジャンルに興味がないので、H&MMEXXで買い物となる。H&Mは自分も必ず行く店となっているのだが、前回MEXXに行った際にメンズものについては、「型にはまりすぎてイマイチ」という印象があったので、多少入ることに躊躇したが、レディースものを見ると意外にもよくできたもので。
 そして、紙袋を一つまた一つと増やしてからロックフェラーセンターを眺めつつ、向かった先は"Empire State Building"。

 とかなんとか思いつつも、エレベーターに乗り展望台に到着してしまえば、あとは眺めるだけ。この日の夜は、曇り空のコンディションだったので、目の前で雲を見て雲をつかむという具合。ただ、そのせいでやや遠方(特に、ブルックリンブリッジ方面)が見えなかったのは残念。以下、クイーンズ方向から反時計回りでぐるっと一周。この後、ホテルに戻ってハーレムから持ち帰ったワッフルと、スーパーで購入した謎のカリフォルニアロールを食べて就寝。

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 ビルの外まで続いているという行列がなかったので、すんなりと展望台に行けるかと思いきや、ビルに入るとそこそこの行列。客に占める日本人率も高いので、ある意味での安心感を感じつつも、旅先でこの感じというのはどうかという複雑な気持ちになる。
 さて、以前はビルの地下にあったはずの入場券売り場だが、導線が様変わりしており、ビルのフロア全体を使ったスロープによる曲線を、迷路よろしくの状態で先へ先へと進む。そして、やっとのことで入場券売り場にたどり着いて、入場券を2枚購入した後も、同じような曲線を先に先へと進む。確かに、極寒期にビルの外で並ぶよりは導線を整備して一人でも多くの客をビル内に入れてしまおうというのが伝わってくるのだが、そもそもそんな時期に展望台に登る人はそれほどいるのだろうかという感もなんとなくある。ロックフェラーセンターの展望台も11月にオープンしたので、二分されるのではというのが個人的な印象。