久しぶりの日本食で、胃の調子が少しこなれてきた翌日、ホテルからそれほど離れていない56thStreetにある"Printon56"にて朝食。実は、前回のNY旅行にてこの店で"LION"なる日本に入ってきていないチョコバーを購入。その時に受けた「いかにもNYのコーヒーショップ」という印象がいいものだったので、今回は朝食を食べてみることに。
 とはいえ、この店は特筆的な名物メニューがある訳ではなく、メニューにはコーヒー、色々なサンドイッチ、パニーニ、パスタ…という具合に多種多彩な料理が揃っているお店。ここで注文したのが、エスプレッソのダブル、カプチーノ、そしてチョコレートマフィンとフルーツサラダ。

 食後、まだコーヒーが3分の1ぐらい入った紙コップを持って、セントラルパークへ。一部で有名な「パンツをはいた象のオブジェ」があればと思ったのだが、期間限定ものだったらしく今回はお目にかかれなかった。そんな中、ゆっくりと朝の日差しを浴びつつ先に進み、動物園の通路を通りつつシープメドウへ。
 ところが、開いているはずのフェンスに鍵が。その横にあった看板を読むと「AM11:00〜」という表示。現在、AM10:00。今年のシープメドウは外から眺めるものとなってしまった。ちなみに、冬季も入場不可。

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 イベントに終わりがなさそうだったので、先に進み"The lake"に寄った後、初めてダコタハウス方面に向かう。湖越しの眺めとしてはThe lakeのものしか知らなかったので、どの景色も新鮮である。
 そして、ダコタハウスと"IMAGINE"に到着。実は、IMAGINEの周辺は一部を除いて金属の柵で囲われているのだが、柵が開いていた部分から、ジーンズのポケットに「地球の歩き方」を入れて、カバンにHISのプレートをつけたカップルが、堂々と入っていた。人それぞれと言ってしまえばそれまでなのだが、柵に囲まれているということはと考えると、複雑な心境になってしまう。

 シープメドウを断念して、ザ・モールに行くと何やらイベントをやっている。どうやら、中国の団体が平和活動のために訪米し、ここで拳法や楽器のアトラクションを行っているという感じである。で、舞台の傍らを見ると折り鶴と紙人形を発見。そして、目の前を見るとNY在住の日本の方が、琴の実演をしつつお客さんに「さくらさくら」の手ほどきをしていた。

 紙コップに入ったダブルのエスプレッソの中身を見ると、普通に200mlぐらいの量があった。とはいえ、飲んでみて薄いというものではなく、立派なエスプレッソ。変な話だが、この旅行で一番印象的だったコーヒーは実はこれであった。マフィンもふんわりとした食感といい意味で中途半端に終わらない甘さ、そしてフルーツサラダもグレープを筆頭としてどの果物もしっかりとした甘さを持っている。こういういい意味で無難な店というのは、ありがたいものである。