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2007年11月22日

雪が谷大塚・食堂廣田 たぶん、日本一食べている時間が楽しいカキフライは、このカキフライです!

 オイスターフリークの皆様、カキタベ!でございます!!!

 さて、現在のカキタベ!順位はいかほどに?


 カキタベニストとして、毎年の真牡蠣シーズン中に、一度は果たさなければならないミッションというのがある。それが、このお店のカキフライを食べること。

 今回で3回目となるのだが、毎年この時期になると、「カキフライやります!」というメールが来るのが楽しみで仕方がない。

 そして、今年も吉報が届いた。

 今年は名誉カキタベニストの霞町恵一郎氏、そしてカキタベニスト以上に牡蠣を愛するこの方と、急なお誘いにもかかわらず、わざわざ駆けつけてくださったこの方との4人で、カキフライと対面することに。

 このお店のカキフライは、それを中心としたコースになっている。それまでに、「サーモンマリネに包まれたサーモンムース」や、「大山鶏胸肉 炙りホワイトソース」といった、旨い一皿一皿を食べる。そして、薄暗い店内でスローシャッターながら写真を撮影する(実は、この後の写真はブレ気味です…すいません)。

 そして…いよいよ、お楽しみのカキフライの登場。

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 初めて実物を見た、ゲストのお二方の顔には、「おぉ!」という表情。直径10センチのボール型カキフライを、取り皿に移すべく箸で持ち上げると、伝わりしものはずっしりとした重量感。厚い衣を箸で開くと、そこにはぎっしりぎっちりと牡蠣が詰まっている。

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 行き場なく、これでもかと詰まった牡蠣は、熱で一体となり所々で牡蠣同士がくっついてクリーム状になっている。

 そして、これだけの牡蠣の塊を包み込む衣なので、薄く軽快なというものではなく、しっかりと逞しく食べ応えのある衣になっている。

 しかも、この裏の主役は、表の主役の香りや旨みを存分に吸っているので、特有の磯の香りがプンプンと気持ちいいぐらいに、口中に広がってくれる。

 衣の次には、贅沢にぎっしりと詰まった牡蠣の味が、あれやこれやと縦横無尽に飛び交って、圧倒的な印象とほのかなホロ苦さを残して、胃袋の中へと収まっていく。

 あぁ、たまらない。とにかく、たまらない。中毒性のあるこの味がたまらない。

 実は、一人一個だったのだが、無理言って追加で一つだけ作ってもらうと、4人の箸が素早く伸びて、あっという間にお皿はカラッポに。正直、あと3個はイケた。でも、余韻の深さもたまらない。
 
 この後の料理「昔風 ビーフシチュー」や、「廣田賄いカレー、蕪と青葱の味噌汁」、そして食後のコーヒーも申し分なく、カキフライの記憶を色々な形で焼き付けてくれる。


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 そして、カキフライ以外の料理は、こちらからご覧ください。

カテゴリー : [ takapu ]  記事の編集 takapu : 2007年11月22日 23:59