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2007年03月10日

カキタブックス! 〜牡蠣にまつわる本・その1〜

 オイスターフリークの皆様、お待たせしました。カキタベ!でございます!

さて、現在のカキタベ!は何位になっているでしょう?


 カキタベ!は、元々カキタベニストの一人が、カキフライを20日連続で食べ続けたことを記念して、半ば勢いで始めたもので、その時に一人で勝手に決めたブログのコンセプトは、「カキフライを楽しむ」というものであった(という話をカキタベニストにしても、「そうだったっけ?」とみんな言うのかもしれないが・笑)。
 
 それが今では「カキ料理全般を楽しむ」というスタイルになったのだが、自分がカキ料理を色々と楽しんでいるうちに、今度は「カキを知る楽しみ」というものに興味が沸いてきた。

 そこで、知るためのとっかかりとして、まずは書籍を読もうと思ったのだが、いかんせん自分には生物学の知識がないので、あまりにも専門的な書籍を読むことには抵抗があった。

 そんなときにウェブで見つけたのが、この書籍である。

・広島かき本
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 広島にある「ザメディアジョン」という会社が編集した、広島のかきにまつわる情報を一冊に凝縮したもので、地元のガイド誌らしく観光プロモーションの一役を担う意味も含めて、色々な角度でカキについて書かれている。

 ただ、個人的に一番「おぉ…」と思ったのは、カキの養殖プロセスである採苗→抑制→筏養殖について、シンプルにわかりやすく書かれていることであった。

 実は、カキの養殖方法というのは知られてるようで、あまり知られてないというのが自分の印象である。正直、自分もあやふやな部分が多々あった。ただ、そんな素朴な疑問に対する一つの答えとして、広島かき生産対策協議会や、広島県の漁連が全面協力して、わかりやすくまとめられているのが、この本が持つ一番の特長だと思う。

 他にも、広島県内でカキ料理を出しているお店の紹介や、意外に思いつきそうで思いつかないカキ料理のレシピ、カキグッズあれこれといった具合に、色々と記されている。

 個人的には、カキは三陸、坂越、サロマ…といった具合に、産地ごとに味や旬が変わるものなので、個々のエリアでこういった「そのエリアのカキを楽しむための本」があると、産地のファンが生まれることで、「そのエリアのカキを巡る旅」という、ピンポイントな目的を楽しむための観光客の流入等、規模は小さいながらも経済効果が期待できるのではないかというのもある。

 ちなみに、自分が知る限りこの書籍を関東の書店で見たことがなく、実は取り寄せをしようとしたものの、流通事情で取り寄せができないというものであった。本当は、こういった書籍が全国流通することで、産地と密接に発達したカキ文化が、益々広まるものだと思うのだが…

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 今日もカキタベ!を御覧いただきまして、ありがとうございました。通算253食目を迎えたカキタベニストを、皆様のクリックで応援ください!!!

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カテゴリー : [ takapu ]  記事の編集 takapu : 2007年03月10日 23:45

コメント

 【湘南ライナーさま】

 両方のブログをご覧いただいているということで、非常にうれしく思います。ありがとうございます。

 広島かき本、現地では平積みとなっており、自分は10冊購入しましたが(笑)、八重洲でもそんな勢いで販売されていたらうれしいものです。

投稿者 takapu : 2007年05月12日 23:51

「ひるどき日本ランチ日記」ともども、貴サイトをいつも楽しく拝見させていただいております。
私も牡蠣大好きなので、大変参考になります。

この本「広島かき本」ですが、先日、八重洲ブックセンター本店の地下1階で発見いたしました。
よろしければ、ご確認されてみてはいかがでしょうか?

投稿者 湘南ライナー : 2007年03月18日 14:48