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2006年02月03日
銀座・与志万 カキ釜めし(980円)
寒い中、カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。
霞町氏の記事に触発されて向かった先は、現在工事中の銀座SHIPSビルの前にある、ゲートのような入口のビルの奥にある焼き鳥屋さん。
平日のランチは数種類の釜めしのみだが、土・祭・日曜の営業日については、串ものも出してくれる。ということで、注文したのはカキ釜めし。
注文を受けてから炊かれるので、夜の串に使うやげんの下ごしらえを見ながら10分近く待つ。そして、お新香、とりスープの順に運ばれてきてから、釜めしが運ばれてきた。
まず印象的だったのが、とりスープのフタを開けたときに、指にスープがついてしまった際に感じたスープの香り。濃厚な脂の香りで女性的に考えると、「コラーゲンがたっぷり入っていそう」というもの。一口飲むと、少し辛めの刺激が入った味。とはいえ、そこにはしっかりと濃厚な鳥だしが広がっている。
そして、釜めし。
こちらはカキの香りもさることながら、ゆずの香りがさわやかに広がる。使用しているカキは、広島産のもので、これが6つ入っている。他の具はタケノコ、しいたけ、グリンピース、そして先に書いたゆずの皮。
茶碗によそって一口食べると、ご飯はあっさり味。しいたけと一緒に食べると、甘く煮込まれたしいたけの濃厚な味が加わり、カキと一緒に食べると、ワタやヒモの濃厚な味とのバランスがいい。
また、たけのこも炊き汁の味を吸っており、2つの濃厚な具に対して、シャキシャキとした食感とあっさりとした味。そして、ゆず皮部分を食べると、ゆずの香りが口の中でさらに広がり、釜めし全体に爽快感を与えてくれる。
そして、「おこげ」の部分は言うまでもなく濃厚な味。小さいしゃもじでガシガシ削り取るべき部分である。
食後、デザートが運ばれてきた。
黒蜜きなこのデザートは、双方が組み合わさった濃厚な味が印象的。土台部分も見た目と違い、口に入れてすっと崩れてしまうという繊細なものとなっている。
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カテゴリー : [ takapu|銀座|ご飯もの ] 記事の編集 takapu : 2006年02月03日 23:40