ご飯ものにまつわるカキ料理の記事

2009年10月03日

札幌・開(ひらく) ここは、カキタベニストの楽園!揚げてよし、焼いてよし、ごはんもよし!

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8月の札幌、ススキノ。

迷路のように入り組む街には、色々なお店が入ったビルが林立しているので、地元の方じゃなければ、なかなかお目当てのお店に一発で到着するのは難しい。

で、そんなエリアにあるのがこのお店。ここもビルに入っているので、道を歩いていると遭遇しずらい。

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でも、店内に入るとそこには数多くのオイスターフリークの姿。使い古された言葉であるが、やっぱりここは隠れ家。

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早速、メニューを拝見すると、目に飛び込むのは豊富な牡蠣料理。これを8月に見た日には、テンションが上がらない理由がない。

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8月に、これほどまでに牡蠣料理が食べることができる理由は、厚岸産の牡蠣を使っているから。

本州でも通年ものの牡蠣が増えてはいるものの、基本的には4月以降の産卵サイクルや海水温やらの理由が絡み、マガキのシーズン解禁となるのは10月1日。いやぁ…通年で地物食べらるとは幸せなことで。

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お通しはエビ。注文した料理が来るまでに、殻をほぐしながら頭の味噌も吸いつくす。

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まずは、カキフライ。やや小ぶりながらも、旨みはしっかり。実は、ぐるなびのクーポンで確保したという事実は秘密ということで。

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そして、焼き牡蠣。このグラマラスボディ、見た目で訴えるこの弾力。口に入れるとふわりという食感からジュワリとエキスが広がる。

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牡蠣ステーキは、薄めの衣をまとって大きさと味をキープ。牡蠣の味がする油が絡んだアスパラガスもジューシーで旨し。

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これは、カキをチーズで挟んだ一品。特長が強い食材同士の組み合わせは、クリーミーなコクと海のミルクたるコクが一体になった味。

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そして、締めは牡蠣雑炊。鍋の大きさも十二分、ボリュームしっかり味もしっかり。

今住んでいる青森には、こういった牡蠣料理のお店は皆無。いくらホタテ王国とはいえ、カキタベニストとしてはちょっと寂しい。やはり、県外に食べ歩きに行くしかないのだろうか…

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2008年11月26日

おにぎり屋 築地丸豊「かきご飯」

 オイスターフリークの皆様、カキタベ!でございます!!!

 さて、現在のカキタベ!順位はいかほどに?


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休市日でない水曜日の今日は、
築地場内の「江戸川」で遅めの朝食のあと、
場外の「おにぎり屋 築地丸豊」へ。

巻き寿司だけを買おうと思ったのに、
目に飛び込んできたのは...

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本日の炊き込み「かきご飯」の文字!

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で、迷わず買いました。かきご飯(210円)。
小粒なカキが一個だけか...と思ったら

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なかにさらに2個と、うれしいサプライズ!

カキの風味、しょうがのさわやかさ、
刻んだお揚げのコクがマッチして、かなり旨い!

ひと言:
築地場外の波除通り沿い、市場橋交差点近くのおにぎり屋さん。かきご飯(210円)、かなりおすすめです!

予算:
おにぎり 1個 189円〜

お店データ:
東京都中央区築地4-9-9
電話/FAX: 03-3541-6010
営業時間: 4:00-14:00
定休日: 日・祝・休市日


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2007年11月06日

有楽町・レバンテ カキのピラフ(1,680円)

 オイスターフリークの皆様、カキタベ!でございます!!!

 さて、現在のカキタベ!順位はいかほどに?


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 以前、このお店に行こうと思った日、某店の看板に書かれていたカキフライの5文字に引き寄せられ、浮気をしてしまった結果、本当に残念な思いをしたのが10月のこと。そして、11月に入ったこともあって、ようやくの訪問。

 このお店には、カキを使ったランチメニューが3種類ある。カキフライ2種類と今日注文したカキのピラフである。まず、ドリンクバーにてアップルジュースをグラスに注ぐ。

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 席に戻ると、同じタイミングでスープが運ばれてきた。細切りのタマネギやニンジンが入ったスープ、似た色ながらまったく出来上がりまでのプロセスが違う液体たち。

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 フォークでスープを混ぜながら、ちびりちびりと口にしていると、カキピラフと褐色の液体が入ったソースが運ばれてきた。

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 大きさは4センチぐらいのカキ、でも粉の膜によってぎっちりと旨みが封じ込められている。

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 しっかりと味が絡まったバターライスの一粒一粒に、粉の膜で封じ込められたカキのワタによる、真っ直ぐなほろ苦さが加わる。

 3分の1ほどを食べ終えたところで、ソースポットからシャトーソース(ドミグラスベースのソース)を注ぐ。

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 少し濃い目の旨みが重なって単調感は消え、数秒前のカキピラフとは別のメニューになった。

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 うれしいサービス、うれしい変化、そして旨いカキ料理を口にするうれしさ。やっぱり、この瞬間がたまらない。


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2007年10月12日

銀座・かなわ(東芝ビル店) かき小町(大)とかなわ重(680円+980円)

 オイスターフリークの皆様、カキタベ!でございます!!!

 ところで、シーズン開幕を迎えたカキタベ!のランキングはいかほどに!?


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 今シーズン序盤は、自分がまだ足を運んでなかったお店に行く機会が多く、この日も、自分が未訪だった「かなわ」の東芝ビル店へ。

 その目的は、裏カキタベニストであるこの方が既に経験された、「創業140年記念・生牡蠣140円」を食べるため。しかし、あいにくの売り切れ…ただ、売り切れていたのはかき小町の「小」で、「大」は元気に発売中とのこと。ということで、悩むことなくこちらを注文。

 広島の漁連が誇る「かき小町」を食べるのは始めて。8センチ×6センチの表面は、生牡蠣としてはバランスの取れた形。そして、カップの深さは上々の上。

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 フォークで持つとずっしりとした重みを感じ、口に持っていこうとすると揺れること揺れること。最初の一口目は、いわゆる生牡蠣らしい塩分が少し勝った味だったものの、二口目からはワタのコクも甘み…どの特長も我を持った、トータルバランスが高い味が広がる。
 
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 半分を食べたところでレモンを。ちなみに、このクラスの生牡蠣を食べるときには、カクテルソースをつけてしまうと、牡蠣の味が死んでしまい、ソースの味しかしなくなってしまう。ということで、未使用のまま生牡蠣の時間は終了。

 そして、次に運ばれてきたのはかなわ重。

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 カキフライと牡蠣御飯の組み合わせで1,000円を切るのは、コストパフォーマンスとしては上々。他にも煮物やら卵焼きやらがついているものの、やはり主役は牡蠣と牡蠣。

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 大きさ5〜6センチと、少し小ぶりのカキフライは、豊かな香りが印象的。

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 そして、牡蠣御飯は、ワタの苦味と薄味に炊かれた御飯の旨みが一体となり、見た目以上に牡蠣食べた感が強く残る味。

 以前に、8丁目店で食べた時以上に、満足度が高かったのは、やはり素敵な生牡蠣を口にすることができたからだろうか。


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カテゴリー : [ takapu|銀座|カキフライ|生牡蠣|ご飯もの ]  記事の編集 takapu : 23:57

2007年05月12日

茅場町・新川河岸 生牡蠣、焼牡蠣、牡蠣の酒蒸し、カキフライ、牡蠣茶漬

 オイスターフリークの皆様、ごぶさたしておりました。カキタベ!でございます!!!!!!

さて、現在のカキタベ!は何位になっているでしょう?


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 一般によく食べられるマガキは、4月の声を聞くとパタっと店頭から姿を消してしまう。カキタベニストとしては、そんな時期になると非常に切ないものである。
 
 そうなると、産地とパイプを持っているお店か、お取り寄せでしか食べることができないのだが、以前から行こう行こうと思っていたお店が、かなり太いパイプを持っており、5月でもマガキをしっかりと食べることができると知り、こちらこちらの裏カキタベニスト2人と自分の3人で訪問した。

 入口近くの座敷に案内され、テーブルのメニューに目をやると…

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 そう!そう!!こんなメニューが見たかったのである。で、他にもカキ尽くしコースというのもあったのだが、まずはこの3種類の牡蠣を生牡蠣で、焼牡蠣で、そして牡蠣の酒蒸しで食べることに。ただ、その前にぐるなびの牡蠣1個サービスというページを使って、産地的に一番興味があった石川県は七尾産の牡蠣を生牡蠣で注文。

 まずは、他の裏カキタベニストが注文した生牡蠣3種盛りが運ばれてきた。

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 手前から、北海道・厚岸産、宮城・気仙沼産、そして石川県・七尾産。はっきり言って、牡蠣に飢えている状態だったので、どれを見ても旨そうであるのだが、やはり石川県・七尾産が気になる…そんな状態の中で七尾産の生牡蠣が運ばれてきた。

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 これがもう、ジューシーったらありゃしない。外套膜は塩味をはるかに上回るコクがあって、身はシャクシャクと細胞一つ一つから伝わってくるような歯ざわりと、濃厚な甘みを持っている。

 そして、何と言ってもでかい。その大きさ約12センチ、しかも殻が深くパツンパツンに中身が詰まっている。この日、この牡蠣がどんなにコンディションが良かったかが、3種類の焼牡蠣が運ばれてきた時に、改めて納得できた。

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 焼牡蠣は殻が剥かれてなく、焼いたままの状態で運ばれてくる。この殻を開く瞬間というのは、中にどんな具合の牡蠣が入っているのかという楽しみに満ちた時間である。

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 手前から、厚岸産、気仙沼産、そして七尾産。見たとおり、焼いて水分が蒸発せずに大ぶりのままとなっており、コンディション的に一番だということが一目瞭然。ちなみに、厚岸や気仙沼産は実はもう少し先になると、更に実入りが良くなるとのこと。

 そう、牡蠣は産卵に向かえば向かうほど旨くなるので、単純にカレンダーどおりではいかない。でも、その奥深さが牡蠣の楽しみでもある。

 生牡蠣と違って、水分を飛ばすことで旨みを凝縮させており、噛むと広がるのは1%のホロ苦さと、99%の旨さだけ。そして、その味は写真の大きさと比例したものだった。

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 カキフライは小ぶりなのだが、味は濃厚。大きさに旨みが比例するケースが多いという事実もあるのだが、このカキフライは小ぶりながらも申し分ないコク。衣で封じ込められたその味は、噛んだ瞬間にジュワっとあふれ出す。

 で、カキフライの後に注文したのは、七尾の酒蒸しと再び焼牡蠣。

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 いやぁ…たまらん。特に、酒蒸しは身をふわっとした食感にするので、焼牡蠣の旨さがギュっと詰まった味とは違い、どこか優しさを感じさせる味となっている。

 そして、注文したのは牡蠣茶漬。

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 これが…すごい!!牡蠣をたっぷり使ったダシでお茶漬けにしたのだが、ダシがゴクゴクと飲めてしまう。器は熱いのだがそんなもの関係なし。ごはん一粒一粒にカキの旨みがしみこんでおり、そこに三つ葉のホロ苦さが効いている。

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 これは、落ち着く味であり、気持ちが高ぶる味でもある。そして、またまた生牡蠣から食べつくしたくなるぐらいの味ではあるのだが、それをやってしまうと終わりがなくなってしまう。でも、許されるならそのサイクルを続けたくなる。

 やっぱり、産卵期に近づく牡蠣の味は、走りの10月の牡蠣とは段違いに違う。連休が明けて、既に岩牡蠣も出ている時期なので、次回はマガキと岩牡蠣の競演を楽しみたいものである。


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 今日も、カキタベ!を御覧いただきまして、ありがとうございました。

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カテゴリー : [ takapu|その他|カキフライ|生牡蠣|ご飯もの|焼牡蠣 ]  記事の編集 takapu : 23:33

ご飯ものに関する、これ以前の記事はこちら。

2006年01月31日 23:19 かき釜飯@与志万
2005年12月01日 16:23 かきせいろ@立田野
2005年11月12日 23:31 築地「小田保」でカキ丼
2005年01月27日 23:46 レバンテ・三州屋
2004年10月20日 14:05 味のいし辰(カキ丼)
2004年03月25日 14:10 豊ちゃん(カキフライ丼)
2002年12月06日 16:54 釜飯@「いし辰」