2007年11月01日
神保町・七條 三陸産カキフライのタルタルソース添え(1,200円)
オイスターフリークの皆様、カキタベ!でございます!!!
豪華な中国ツアーに同行いただいたこの方と、神保町カキ料理シリーズを展開することになり、最初に足を運んだのは、やはりこのお店。
「昼はとにかく並ぶ」ということだったので、先に並んでいただいたものの、自分が到着したときには既に15人待ちの状況。窓ガラス越しに見える店内にいる人の数を考えると、さすがといった具合。
ようやく、店内に入り席に座る。あとは、並んでいるときに店員さんに注文したカキフライ定食を待つばかり。
運ばれてきたお皿には、約8センチの大粒な三陸産のカキフライが4個。俵型のようにコロコロしたルックスは愛くるしさをアピールし、食欲を喚起する。
もちろん、この大きさなので、おもむろにガブリとやってみる。すると、衣の味から大ぶりのカキへと流れるように味が広がる。磯の香りが薄く、フライの具としてカキをどう魅せるかということで考えられた作り。
また、ワタの苦味もいきなり来るのではなく、ワタを包む部分の味がやわらかく広がった後で、ぐわっと来る。これが、上品に流れてきた味をぐっと引き締める苦味になっている。ただ、タルタルソースとの相性は抜群。やわらかい味のカキフライに適度な調味を加えていた。
これでタルタルソースの量が2倍だったら言うことなかったのだが、1,200円でこのゴロゴロカキフライが食べられるのだから、それは贅沢というものか…
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カテゴリー : [ takapu|神保町|カキフライ ] 記事の編集 takapu : 23:58
2006年01月04日
神保町・kitchen Hayashi カキフライ定食(800円)
カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。
書き初めならぬカキ初めとして選んだのは、「カキタベ!」掲示板に「やけにコストパフォーマンスがいい」という書き込みがされていた、神保町のこのお店。
まず、サラダとコンソメスープが運ばれてくる。
サラダの特長として、もやしにキチンとゴマが和えてあるので、一口食べると食感から始まって、もやしの水分とドレッシングが一体となり、そこにゴマの風味が加わる。一方のコンソメスープは具が入ってない言わば正統派で、少し薄味のもの。とはいえ、本当にじんわりと口の中で旨みが広がるので、食前のスープとしての機能を果たしている。
次にカキフライが乗った大皿とライスが運ばれてきた。
広島産のカキを使用した、平均7センチクラスのカキフライが5個乗っており、付け合せにはケチャスパとキャベツが乗っている。ここのカキフライには、タルタルソース、特製ソース、大根おろしのポン酢和え、そしてレモンというように、豊富なソース類がついてくる。
まず、何もつけずに一口食べると、パン粉のサクっとした食感と、絶妙な火加減によりレア状態に揚げられたカキの水々しい味と、ヒダやワタの苦味が口の中に広がる。とはいえ、まるで生食用を使っているかのような水々しさがあるので、苦味にはいい意味で密度がなく、口通りがまろやか。ちなみにここのパン粉、砂糖を少なくしたパンにより作られたものを使っているとのこと。
次に、自家製のタルタルソースをつけると、今度はタルタル主導の味となり、タルタルのコクと牡蠣のコクが相まって、水々しさをいい意味で打ち消してくれる。また、自家製ソースは少し酸味を持ったもので、これは芥子と酢を入れているからとのこと。
唯一、大根おろしは牡蠣の水々しさに、水っぽさが加わってしまう組み合わせになってしまったのだが、これらの調味料の組み合わせとしては、自家製ソースをまぶしたカキフライに、更にタルタルソースを乗せると、濃厚なタルタルの味と酸味が効いたソースの味によって、カキフライにとって一番いいバランスなのではと思える。
また、付け合せのケチャスパも、食感がへなへなした頼りないものではなく、しっかりとした歯ごたえと、口の中をリセットさせてくれる程度の適度な味付けを持つ一品。
この値段でソースによるカキフライの食べ比べができ、素材にも揚げ方にも付け合せにもこだわりを持った店は、そうはない。
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