六本木にまつわるカキ料理の記事

2010年01月05日

口てんぷら「味覚」で かき天丼じゅわんと牡蠣エキス塩天丼もいい

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久方振りの六本木。
そういや、いまだにミッドタウンで食事したことがないのが、可笑し恥ずかし(笑)。
そんなことを思いながら下るは、ご存じ芋洗い坂。
そうか、ライブスポットの「スイートベイジル139」はここにあったのか、などと呟きつつ、その前を通り過ぎる。
頃合いをみて右手の脇道を覗くと見つかるのが、てんぷら「味覚」の看板だ。

縄暖簾を潜ると、右手にカウンターが視野に入り、
と同時に「いらっしゃいませ〜」「っらっしゃ!」と声が掛かる。
カウンターの中央から短く声を発してくれたのが、どうやらこちらのご主人。
その風貌や表情には、かつて裏街道の切れ者であったかもしれないと、
そう思わせる雰囲気も窺える。
ホールに比較的若い男性がひとり、奥に年輩の男性がひとり、という布陣だ。

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カウンターの真ん中に腰掛けると、
そのおっかなさそうな主人と対峙する気分になる。
卓上に置かれた品書きから「塩天丼」をお願いしようとして、ご主人の背後に貼られた貼り紙に目がいった。
「三陸生かき かき天丼 1,200圓」とある。
おお、そっちだと急に路線変更して、「かき天丼」をとホールの兄さんに伝えます。

すっすと流れるような所作でいつの間にか出来上がったどんぶりには、柚子の欠片。

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野菜の天ぷらを脇に従えて、牡蠣の天ぷらが真ん中に鎮座。
そーっと咥え、はむっと歯を立てると、じゅわんと活性した牡蠣のエキスが零れて、薄手の衣と一体となる。

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んー、旨い。
フライもいいけど、天ぷらもいい。
下町ックでない、あっさりめのタレであるのもポイントであります。


獅子唐もあるねと齧ったら、なんとその中にも牡蠣の身が!

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牡蠣に獅子唐を取り合わせるというアイデアは、なかなかニクイ。
獅子唐のしゃくっとした青みが牡蠣の魅力を鮮やかに引き立てるンだ。


芋洗い坂のてんぷら「味覚(みかく)」。

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店主みずから汗掻き汗掻き、自家農園で育てた野菜を天ぷらで供するという。
べらんめぇな主人と与太話をしながら、それ揚げてこれ揚げてと云いつつ、トマトの天ぷらなんかで一杯呑るのもきっといい感じなンだろな。

「味覚」 港区六本木6-7-17 [Map] 03-3404-1800 
http://www.tenpura-mikaku.com/

カテゴリー : [ まさぴ。|六本木|天麩羅 ]  記事の編集 takapu : 19:31

2007年07月29日

夏はやっぱり、イワガキスト!!! 「築地・北の旬」と「六本木・門次郎」で食べる岩牡蠣

 オイスターフリークの皆様、ごぶさたしております。カキタベ!でございますっ!!!

 ところで、カキタベ!のランキングはいかほどに!?


 えー…夏であります。

 夏といえば、牡蠣好きにとってはカキフライや焼き牡蠣、生牡蠣といった文字が、オイスターバー等の一部のお店を除いて街から消えてしまい、非常に悩ましい時期…だったのですが、最近は、都心でも岩牡蠣を出してくれるお店が増えております。

 例えば、築地の場外市場に店を構える「北の旬」。

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 北陸の海産物を中心に展開しているこのお店は、店頭で岩牡蠣を食べることができる、築地でも数少ないオアシス。

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 大きさによって値段が違う中で、まずは通常サイズとされるものを一つ注文。

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 店頭で、タレを注いで…いや、イワガキストはそのままかぶりつくのみ。

 一般的なマガキと比べて、えらくたっぷりと濃厚なクリームがあふれ出し、口の中を覆うのは圧倒的な濃さと濃さ、そして濃さ。それゆえに、食べなれるまで多少の時間がかかるアイテムではあるものの、食べなれてしまうと、クリーム感がやみつきになってしまう。

 ちなみに、これを食べたのは5月末。夏ゆえのブログの更新速度の遅さは別として(苦笑)、岩牡蠣はマガキと入れ替わるように、旨い季節が訪れるのがツボ。

 そして、岩牡蠣の味が最盛期を迎えるのは、養分たっぷりな8月。そんな旬に近づく先週の木曜日、六本木の門次郎で食べたのが、こんな豪快な岩牡蠣。

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 5月に食べたものと比べると…いやぁ、比べ物になりません。

 岩牡蠣の産地では、岩牡蠣定食という岩牡蠣の刺身にご飯というメニューを出すところもあるのだが、確かに、この濃厚なクリームを押さえられるのはご飯のみ。ということは…日本酒と一緒に食すと申し分ないんでしょうな。

 ちなみに、この日食べた岩牡蠣の数は3個。しかし、大きさ約13センチのぷっくりとしたボディは、一個だってお腹一杯になってしまうもので…

 これから最盛期となる岩牡蠣、絶対数が少ないアイテムだけに、お店で見かけたら、まず注文です!!!

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カテゴリー : [ takapu|築地|六本木|生牡蠣 ]  記事の編集 takapu : 21:04

2005年11月10日

六本木「66DINING六本木六丁目食堂」でカキフライ

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


六本木のアカデミーヒルズへ行くついでに、六ヒルで優雅にランチと思っていたら、時間に追われて、クイックランチ・・・。六本木駅からエスカレーターを上らず、下ってB2の「66DINING六本木六丁目食堂」へ。

昭和レトロな下町洋食屋ということだが、アイリッシュPUBといっても通じるかもしれない。12時半だったがすんなり着席。
洋食屋さん風(?)ウェイターさんへオーダーしたのは、カキフライランチ1,100円。
スープは付かないが、ドリンクが付いて、喫煙も可能。のんびり出来ます。
5分程待って出てきたカキフライは5個。タルタルソースはカキフライの下にたっぷりと。
おおぶりのカキで洋食屋さんっぽく見た目は美しいです。味も合格。だが、気になったのはキャベツの千切り。カキフライの向こう側に山盛りとなって、ドレッシングがちょこっとかかり、トマトがそえてあるのは、普通なんですが・・・キャベツの千切りが薄い!!これまで食べた中で最も薄いと感じました。(大雑把な千切りだな〜と思うことは多いけど・・・)
でも、なんだか美味しくない。キャベツらしくない。シャキシャキとした歯ごたえがないと物足りないんです。しかし、どんなモノで切っているんだろう。

コーヒーを急いで飲んで出ようとしたら、お店の外には待っている人が数人。もう1時なんだけど・・・さすが六本木、新橋とは時間の感覚が違いますね。

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カテゴリー : [ 覚王|六本木|カキフライ ]  記事の編集 takapu : 23:40

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