« 赤坂・オステルリースズキ 牡蠣のコース 〜プロローグ〜 | メイン | 赤坂・オステルリースズキ 牡蠣のコース 〜その2・牡蠣のグラタン シャンパーニュ風味〜 »

2006年02月23日

赤坂・オステルリースズキ 牡蠣のコース 〜その1・牡蠣のジュレ シェリー風味〜

 本日もカキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

 さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


06-02-23.JPG

 今回のコースについて、予約確認の電話をした際に、「生牡蠣はいかがしましょうか?」と尋ねられたのだが、せっかくこのお店で食べるのに普通の生牡蠣というのは、何かしっくりこなかったので、できればはずして欲しいという旨を伝えた。

 すると、メニューの一品目として運ばれてきたのが、この一品。コンソメベースのソースに、シェリー酒と隠し味として裏ごしした赤ピーマンを加えたものをジュレ状にして、生牡蠣の上に敷き詰めたもの。ジュレから一口食べたところ、ソースそのものの重厚感ある味をジュレ状にすることで、口を動かすごとにしっかりとその味が広がる。

 これを生牡蠣と一緒に食べると、生牡蠣特有のクセが上手に消えており、その代わりにソースの味がしっかりと牡蠣と一体になる作りになっている。加えて、生牡蠣の海のエキスそのものの味は消えておらず、牡蠣の味とソースの味が口の中で順番に広がって、ジュレが細かくなったときに一番融合する作りになっている。これならば、牡蠣の長所もソースの長所も味わうことができ、加えてその二つが組み合わさった味を楽しむこともできる。

--------------

 ご覧いただきありがとうございます。

 この「赤坂・オステルリースズキ 牡蠣のフルコース」シリーズは、実際に食べた覚王委員と編集担当がカキのコース料理・全5食を、リレー形式で記事を執筆いたします。

 続きが気になる方は、ぜひともbanner_02.gifをクリックして、はっぱをかけてください。

カテゴリー : [ takapu|赤坂|フランス料理 ]  記事の編集 takapu : 2006年02月23日 23:16

コメント