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2005年12月05日
下北沢・teq-teq ハルユタカと白神こだま酵母を使ったパン3種(609円)
このお店は雑貨屋さんなのだが、毎週火、木、土、日曜日にはオーナー自らがパンを焼いているというお店。雑貨屋さんのパンとはいえども、使っている素材は北海道産の小麦粉「ハルユタカ」と、白神山地から採取される野生の酵母である「白神こだま酵母」という、オーナーの素材に対するこだわりを感じさせる組み合わせ。
店内に陳列されたパンを眺めていると、どれも旨そうに見えてしまったので、たまたまいらした地元の方にオススメを聞いたところ、「ピロシキ」ということなので、ピロシキと胚芽のいちじくクリームパン、そして胚芽あんぱんを購入。
で、実は購入したのは土曜日の午後だったのだが、実際に食べたのはこの日という流れ。まずは、ピロシキから食べることに。
ピロシキは、袋から出した瞬間に中華的な香り。春雨や挽肉、卵の白身が薄味にもかかわらず、ベースの味が調っているので物足りなさはまったく感じない。
胚芽のいちじくクリームパンは、胚芽パンにいちじくの実が入ったクリームを入れたもの。ちなみに、期間限定。
一口食べると、クリームのまろやかな甘さと、それ自体がアクセントにもなっているイチジクの果肉の濃厚な甘さが広がる。種のアクセントも効果的。そして、食べ始めのときよりも飲み込もうとするときに、ものすごい甘さを感じた。
そして、くるみが目印のあんぱん。
とにかく、本当に素朴で懐かしさを感じさせる味。手作りのあんもぎっしりつまっており、食べ応え満点。
全てに共通して、パンそのものは歯に当たる瞬間は、多少の当たりの強さを感じるものの、少し力を加えると本体からほろっと分かれる。その後で更に噛むともっちりしているという、興味深い食感のバランス。そして、酵母の味が前面に出てきている。これがこのパンの世界観なんだろうと思う。
冷めてもこんなに旨いのならば、この3つを焼きたてで食べたらどうなってしまうのだろうか…
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カテゴリー : [ ファストフード・持ち帰り|ひるベスト|その他 ] 記事の編集 takapu : 2005年12月05日 23:58
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コメント
【Blueさま】
私も迷ったのですが、お店のホムペもあったので書くことにしました。
「みんなが旨いと言うから旨い店」じゃなくて、「自分が旨いと思ったから旨い店」に会えたのがうれしく思います。
Aは嫌いじゃないのですが、名物メニューよりも4番人気ぐらいと思われる、とあるメニューのほうが好きなんです…
投稿者 takapu : 2005年12月08日 00:03
地元のオバちゃんが美味しいと言っていと聞いて、
慌てて買い求めたのは正解でした。
2軒目の下北沢で某有名A店の100倍美味しかったですな。
内緒にしておきたいお店だったんだけどな。
投稿者 Blue : 2005年12月07日 22:31
【みいこさま】
変な話、こっちが土曜日の主役でしたから(笑)。
ハルユタカの威力も酵母の威力もありますが、やはり丁寧に作ってあるのが一番だと思います。
私の家のそばにもパン屋はあるのですが、もちもち感というのを持ち合わせてなくて…
投稿者 takapu : 2005年12月07日 00:10
あらら??アップされてたんですね〜笑。
いちじくクリームパン!!しくじった!買っておけばよかった〜。。やっぱりハルユタカの威力はすごいですね。あとオーナーのセンスがいいんだろうな〜。
こういう店が近所にあったらな・・
私が買ったのはシンプルなパンでしたが、(酵母の匂い、冷めてもしてました)もちもち&しっかり味があって美味しかったです。
投稿者 みいこ : 2005年12月06日 22:22