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2006年02月17日

新橋・カレー屋nagafuchi 季節のシーフードカレー(大盛・900円)

2006-02-17.JPG

 数週間前に行ったら、店主が風邪でダウンしていて食べることができなかったお店。

 店内に入りメニューを見たら、季節のシーフードカレーの横に、「1、2月は牡蠣のカレー」と書かれてたので、無料オプションの大盛りでこれを注文。ちなみに、トッピングメニューに書かれていた納豆と豆腐は回避。

 数分待つと、香辛料の香りと共にカレーが運ばれてきた。

 ソースを一口食べると、最初は香辛料によるすっきりした味が広がり、一気に辛さが広がる。そして、その辛さがじわりじわりと口の中でこなれていく。香辛料の種類が20種類以上使われているので、非常に複雑な味であり、小麦粉を使っていないこともあって重さがない。

 具のにんじんとたまねぎは、普通に口に入れると香辛料の味に隠れてしまうのだが、これを噛むことによって少しずつ甘みも広がる。ただ、香辛料のべースが強いので、その味が前面に出てくることはない。
また、牡蠣も同様にその味がソースに影響を与えるものではない。ちなみに、広島産を使用しているとのこと。

 お米は玄米。なので固めの食感ということもあり、米がソースでべたべたになることがなく、さしずめ、米を食べるというよりはソースを玄米で食べるという感覚。

 そして、ソースに入れずに玄米の横に置かれたジャガイモは、ほっくり甘めの味なので、辛さに対する緩和剤となっている。また、無料トッピングの千切りキャベツも同様で、こちらはソースと一緒に食べると、辛さがマイルドになりソースというよりは、よりスープ感が強くなる。

 個人的には、薬膳的な色合いが強いカレーであると感じたので、「カレーを食べた感」という意味では、好き嫌いが分かれる味だと思う。

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カテゴリー : [ カレー|新橋 ]  記事の編集 takapu : 2006年02月17日 23:22

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コメント

 【arさま】

 こちらこそ、再びお返事をいただけて非常にうれしく思います。

 このブログも色々な縁があって、色々な方にご覧いただくこととなり、そのことによって色々な勉強をさせていただいております。

 そして、その内容に対してどんなコメントであっても、それを書いていただけるということ自体がうれしいものなのです。それが色々な意味で勉強させていただいているということなのですから。

 本当は、食べ物って難しく考えてはいけないものだと思うんです。「おいしい」とか「食べてみたい」という本能があって、今は、どうしてその本能が頭に浮かんできたかを、振り返りつつ書いているだけなので。

 なので、自分だけのモノサシで、ありきたりかもしれない言葉を思うことが素敵なんです。

 それと同時に、モノサシがモノサシだけの役割ではなく、モノサシを持つことの意義が、少しでも読まれている方に伝われば、私の日記の目的は達成されているのです。「食育」を噛み砕いた一つの方向なのかもしれませんね。

 そして、私は書き続けることで、arさまの気持ちに少しでも応えると共に、コメントを通じてarさまに色々教えていただければと思います。豊富な知識が広がらないのはもったいないことです。

 これからもよろしくお願いいたします。

投稿者 takapu : 2006年02月25日 01:36

takupuさま:
 すばやく、誠実なお返事ありがとうございます。それにひきかえ、お礼が遅くなってごめんなさい。
 浅薄な知識をふりかざして、尊敬する方を不快にさせたのではないかと、へこんでおりました。
 大すきなblogだから、なにか喜んで頂ける事を書きたいのに、考えついても「おいしそう」「食べてみたい」「そのお店へ行ってみたい」「じぶんだったらどう感じるだろう」など、ありきたりなことばかり。
 この度のことにかんしては、直メールをするべきでした。あとから気づきました。よくわかっていないもので。だからといってなんでも書けばいいという態度はいけないと思います。
 いつになるかわかりませんが、食べもののページをつくるのが夢です。そうしたら、リンクさせて頂きたいと考えています。
 うざうざと長文、申し訳ないです。
 常に憧れを持って、静かに拝読いたします。誠に失礼いたしました。

投稿者 ar : 2006年02月24日 08:57

 【arさま】

 こちらこそ、初めまして。いつもご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 さて、ご指摘の件については完全に書き間違いでした。

 小麦粉無使用の店でルーと書いてしまうと、お店の主旨とまったく異なってしまいますし、極端に言えばイメージ的にも市販の固形ルーになってしまいます。

 違いについては承知していたのですが、ソースの感覚で書いていたにもかかわらずこの形で残ってしまい、完全に校正ミスです。お詫びすると共に修正させていただきます。ご指摘いただきましてありがとうございました。

 また、私のこんなブログを好きになっていただいているという、率直な気持ちをいただいて、本当にうれしく思います。今回は校正ミスをしてしまいましたが、これからも率直なご指摘と共に、ご愛顧いただければ幸いです。

投稿者 takapu : 2006年02月19日 12:31

 はじめまして。arと申します。

 ページのデザインの繊細さと、大きくておいしそうな写真、お店とメニューのチョイスのセンスが大好きで、ブックマークしていつも楽しみに拝読しています。

 ところで、今日「カレーソース」を「ルー」とお書きになっている事に、ちょっとひっかかりを感じました。
 当方の知識では「カレーソース」と「ルー」は、同じ意味を持ちません。辻調グループ校HPの用語解説によりますと「ルー」は
「小麦粉を同量のバターで炒めたもの。主にソースのつなぎに用いる。」
とあります。
http://www.tsuji.ac.jp/hp/motto/kihon/france/home.html

 今や「カレーソース」を「ルー」と呼ぶ方が多数派になってしまったとは言え、好きなblogの管理者が、小麦を使っていないソースをルーとお書きになるのを残念に感じました。

 いきなりこんな嫌な事を申し上げるのも恐縮なんですが、直接食物に触る種類ではないものの、そういう仕事をしておりまして、どうしても気になりました。重箱の隅をつつくようで申し訳なく思います。
 お気に障られたらお詫び申します。すみません。

 これからも楽しみに、毎日来させて頂きます。よろしくお願いいたします。

 長文になってしまいました。失礼いたしました。

投稿者 ar : 2006年02月19日 06:34

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