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2006年03月01日
銀座・ISOLINA 自家製パスタランチ(1,500円)
1Fに御幸毛織のお店が入っているビルの2Fにあるお店。注文したのは、店の入口の黒板に書かれていた自家製パスタランチ。
まず、運ばれてきたサラダは、ニンジン、レタス、カイワレ、トレビス、そしてニンジンの皮という組み合わせ。ところが、一番印象的だったのが、このニンジンの皮。細切りになった本体よりも甘く濃厚なので、他の具材一緒に食べないと、他の具材がかすんでしまう。
そして、パスタが運ばれてきた。今日のパスタは「ビーツを練りこんだ冷製タリオリーニ 帆立とイクラとおかひじき和え」というもの。
イクラと同じぐらいの大きさの深緑の玉は、ディルというハーブをペースト状にして、それをイクラのように成形したもの。まず、これだけ食べて見ると、最初はほとんど味を感じないのだが、だんだんとハーブらしさが現れてくる。とはいえ、後味の印象として一番近かったのが、なぜか野沢菜。
そして、パスタと色々な具を絡めつつ食べる。パスタ自体はモチモチ感もあり、しっかりとした張りもある。そして、イクラの塩分と少し辛めに作られたベースのオイル、そして赤い縁取りになっているビートのソースのシャクシャクした食感が、それぞれの特徴を出しつつ味を組み立てている。
ただ、イクラにしてもベースオイルにしても、単独でそれなりに味の濃度を持っているので、ディルの味は完全に死んでしまう。また、ホタテは単体でオイルを絡めて食べると甘くて旨いのだが、パスタと絡めると、今度はこの甘さだけが前に出てしまうので、バランスとして成立しにくい。ちなみに、「おかひじき」については、どうやって書けばいいのかわからないぐらいに、味の印象が薄いというのが率直なところ。
で、実は1,500円だとこの2品で終了。パスタのポーションも少ないので、ディルを食べるという経験は得られたものの、ディルを食べての満腹は得られなかった。
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カテゴリー : [ イタリアン|銀座 ] 記事の編集 takapu : 2006年03月01日 23:58
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