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2006年06月15日

赤坂・L'arcobaleno ゴーヤと冬瓜のアラビアータ(1,000円)

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 久しぶりに、アルコバレーノへ。ランチメニューのpranzoAのパスタを、ゴーヤと冬瓜のアラビアータで注文。まずは、いつもの野菜のスープとサラダ、そして自家製パンとかなり濃厚で旨いオリーブオイル。

 今日の野菜のスープに入っているのは、じゃがいもとニンジンとカボチャ。ここのスープのベースは玉ねぎ。このベースがしっかりしているからこそ、野菜が何種類入っても、個々の味を引き出した組み立てが、しっかりと行われているのだと、改めて納得。

 そして、スープを飲んでいるときにパスタも運ばれてきた。

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 一口食べてみて感じたのが、「瞬発力のあるパスタ」だということ。ゴーヤの苦さと同時に辛さが広がるまでの展開が速く、そこにトマトと玉ねぎの甘みが加わることで、味の幅がしっかりと作られている。そして、コンソメで煮込まれた冬瓜が、やさしいボリューム感を作り出している。

 野菜+野菜の組み合わせなので、肉を使ったパスタに比べて、味に持続性のあるパスタではないのだが、時期を考えると瞬発力を感じる作りになっていることが、食べやすさにつながって、一種のやさしさになっていると思う。

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カテゴリー : [ イタリアン|赤坂|ひるベスト ]  記事の編集 takapu : 2006年06月15日 23:05

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コメント

 【ヤジバーンさま】

 こちらこそ初めまして。職場エリアが異なりつつも、いつもご覧いただきましてありがとうございます。
 
 さて、日記内の表現と写真についてコメントいただきまして、ありがとうございます。

 率直なご意見をいただきますと、自分自身が日記で何を伝えたいのかを改めて見つめなおす機会ともなるので、感謝いたします。

 言葉遣いとリズム感についてですが、私の日記というのは、2年半近く書いてきて、おちゃらけの文章→旨いか旨くないかだけを書いていた文章→説明を重視した文→現在という流れで推移しています。

 今の目指すゴールは、「誰が読んでもお店の色合いを知ることができて、それに対する自分が感じたものを記す」というものです。そうじゃないと、「ジャーナル」でもあり「日記」でもあるブログの意味がなくなってしまい、平面的で個性のないグルメガイドと化してしまうので。

 だから、自分は食べ物を表現するのに違和感を覚える言葉を使うことで、更新が義務感だけにならないように、自分でも楽しみつつ料理の表現をさせていただいております。

 そのスタイルが、読み手の皆様にとってフィットするかフィットしないかという話になると、個人差になってしまうのではないかと思います。それと同時に、現状は「説明しつつ自分の表現方法を記すことができるバランス力」が欠けているというのが自己分析です。直感的に浮かんだ言葉に、説明が加われば自分のスタイルになると思っているのですが、読んでみて「自分でも納得」という記事はそれほどありません。

そういった意味では、今回の文章は「イマイチ」です。表現と味の説明のバランスについては、温かく見守っていただけると幸いです。

 写真については、「ほのかに丸くて温かい光を多用している店内なのに、蛍光灯のお店で食べているみたいな写真」というものにしたくないのです。というより、見た目では旨そうなのに、実際に食べたら旨くもなんともない。というもの店も多々あるので、できる限り「ありのまま」を掲載しております。なので、赤みがかかっていても、そのままにしております。
 
 ホワイトバランスや光量うんぬんの技術的な話は、一眼レフ片手に撮影できる立場であれば、いい写真になる可能性は高いのですが、「上手い写真=旨い食べ物」かというと、経験上は必ずしもイコールにならないものです。なので、文章と写真の一体で「自分が感じたありのまま」を伝えることを、自分で楽しみつつ色々なものを食べております。

 ご期待に沿える回答か否かは分かりませんが、以上がひるどきのコンセプトでもある部分です。少しでも汲み取っていただき、今後とも忌憚のないご意見をいただけると幸いです。

投稿者 takapu : 2006年06月17日 23:55

 【アルコバレーノさま】

 いやぁ…お店からコメントをいただけるとは思っていませんでした…

 毎回、美味しいランチをありがとうございます。自分は性格がしっかりと出た野菜が好きで、それゆえにこのお店が好きというのがあります。

 また、お店全体が活気に満ちているのも素敵ですね。お昼に味と空気で元気をいただけるのは、非常にうれしいものです。

 今後とも、よろしくお願いいたします。

投稿者 takapu : 2006年06月17日 21:47

はじめまして。
いつも楽しく拝読させていただいております。
職場のエリアが全く違うので、直接の参考にはならないのですが、
色んな食べ物の情報が、良い意味で主体的に描かれていて、大変好感が持てると思います。

ただ、最近気になる点がございましたので、
不躾とは思いましたが、コメントさせていただきます。

本日の記事でもそうですが、
時々あまりにも「書き手が言葉遣いとそのリズム感に酔っている」記述が目に付いてしまいます。

例えば、
「瞬発力を感じる味」には解説があるのでわかるのですが、他の部分、
■何故野菜のみの組合せが肉を混ぜた味より持続性がないのか?
■何故、今の時期に“瞬発力のある味”が食べやすいのか?
■上記が何故“一種のやさしさ”につながるのか?
なんとなく想像はできるのですが、
とても不親切な記述だと思います。
もっと単純な言葉で、「。」を多くしてシンプルな文章構造で書かれた方が、読む側には分かりやすく、ありがたいです。

また、店内という環境なのでいたしかたないと部分があると思いますが、
写真の色が赤すぎます。
毎日の更新作業を考えるととても贅沢なお願いなのですが、
せめてフォトショップ等で赤い色を多少なりとも調整いただいた方が、よりおいしさが伝わると思います。


初めてなのに、勝手ばかり申し上げて恐縮ですが、これからも楽しみに読ませていただきますので、頑張ってください。

投稿者 ヤジバーン : 2006年06月16日 13:59

毎回『ランチ日記』スタッフ皆で拝見させていただいてます。
今月『冬瓜』という野菜に注目してみました。
冬瓜の95%以上は水分でできています。ビタミンも豊富です。ヘルシーでダイエットにも効果的!梅雨どきの食欲不振の方にもおすすめの食材です。
アラビアータのピリ辛トマトソースと合わせることで、瞬発力と表現されたアタックの【辛さ】が、1回2回噛むごとに冬瓜に含んだ【旨みスープ】がはじけ口の中で交わりだし【優しい余韻】で終わります。シャクシャクとした【食感の楽しさ】も飽きさせないポイントです。
来月のメニューもご期待ください!
2006.6.16 中村 健

投稿者 トラットリア アルコバレーノ  : 2006年06月16日 13:21

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