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2006年09月26日
横浜・「シリウス」、「ベイクォーター」、「JACKCAFE」をめぐる「ひる・たびさんぽ」(後編)
シリウスで朝食兼昼食を食べた後、「開店してすぐの時間だから、まだ空いているだろう」と思い、ベイクォーターに向かうことに。
シーバスでベイクォーターに向かうのが一番早いので乗船。最初はボーっとしていたのだが、乗っていて興味深く感じてきたのが、海辺に建設しているマンションの数。これが妙に多い。
豊洲の場合は三井不動産がららぽーとを持って来て、居住用コミュニティを作り上げているものの、ここの場合は既に横浜卸売市場があるので、生活密着の役割を持った大型施設を建てる土地があるのだろうかと思った。ちなみに、実は横浜にもららぽーとを建設中なのだが、みなとみらい界隈は三菱系エリアなだけに、場所はここから離れた「鴨居」というエリアである。
そういえば、この二つの街は…
・豊洲→築地市場が移転してくる
・横浜→既に市場がある
マンション・大型商業施設・市場という3つの共通したキーワードを持つ街ということになる。そして、これらがどのように字面以上の役割を果たすかにより、街の姿がガラっと違うものになりそうというのが、興味深い。
そんなことを考えながら、ベイクォーターに到着。ちなみに、この施設も三菱系。シーバスから降りると、目論見が外れて既に混雑していた。ただ、めぼしい店を回って飲食フロアを回って得た結論は「自転車屋は面白いが、飲食店エリアはオイスターの店プラスαしか惹かれない」というものだった。まぁ、自分はカキタベニストなので、オイスターの店に魅力を感じすぎたというのもあるが…
ということで、お腹の塩梅やオイスターの店にできていた行列を踏まえて、ここで昼食を食べることなく、今度は関内に行くことに。
こんな風景が日常的に残っている関内と、新築の建造物が数多く聳え立つみなとみらいには、大きなギャップがあり、横浜というひとくくりで考えると、その二面性が街の魅力となっている。
で、あまりにも歩きつかれたので、お腹の塩梅と相談して一軒のカフェに入る。
JACKCAFEというこのお店、一つの建物の中に二つのお店を構えている。WESTとEASTの雰囲気は近づくと結構違うものとなっており、どちらかといえば無機的なWESTではなく、有機的なEASTに入る。
さて、ここのお店のランチメニューは、豚の角煮等の3種類のメインから選べる「お腹一杯セット」というものもあるのだが、どう考えてもそれが入る余地がなかったので、ホットドッグを注文。ちなみに、ランチタイムのセットでは、コーヒーか紅茶が飲み放題となっている。
自家製のパンにちょっと細めのソーセージと、レタスが挟まれたシンプルな作りなのだが、このパンがいい意味でごつい。しっかりと粉の味がするパンとソーセージだと、パンが勝ってしまうということを再認識。ちなみに、ソーセージはダブル(おそらく2本)にすることもできる。
そして、この店で魅力を感じたのが、カレー粉がたっぷりまぶされたじゃがいも。妙にバランスがいいスパイス加減というものではなく、がっつり濃い味のカレー味のじゃがいもなのだが、自分の食欲をすごい勢いで刺激。そそりすぎるこの一品は、店員さんに「単品でこれを食べたい」と、申し出てしまったほどである。
色々な要素が絡み合った心地よさを感じたところで、再び散歩。建物的にはこのエリアのほうが温かく安らげるのだ。
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カテゴリー : [ ひるたび・さんぽ|神奈川県内 ] 記事の編集 takapu : 2006年09月26日 13:28
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コメント
【にこちゃんさま】
あ、私も右側のお店です。店員さんが着ていたモンクレールの、
ラガーシャツがうらやましかったりしました(笑い)。
ネコには気がつきませんでした。店内でこっそりしていたので…
投稿者 takapu : 2006年09月27日 14:22
【socitonさま】
いや…ディープなエリアは、まだまだ取っておきたいので。
三ツ沢○○シリーズとかも、行きたいお店が多々ありまして、
今後に期待いただければと。shinachiku亭も未食ですし…
投稿者 takapu : 2006年09月27日 14:19
【ヒロキエさま】
さすが、プロ視点ですね。ヘタウマ加減が味わいと感じていたので、そこはご勘弁を(笑)。
ちなみにこの看板、布ではなく金属板を折り曲げてこの形にしているんですよ。
投稿者 takapu : 2006年09月27日 14:17
JACKCAFEっていうんですね。
何年か前に友人に連れられて行ったことあります。
記憶がかなりおぼろげなんですが、
写真見て思い出しました。
私が入ったのは、向かって右側のお店です。
弊店間際のテラス席でお茶してたら、
人懐こい猫がテーブルのそばに寄ってきましたよ。
とても通いなれてる(人を警戒しない)感じが印象的だったなぁ。
投稿者 にこちゃん(^v^) : 2006年09月27日 13:21
なんだー、うちの近所じゃないか。。。
takapuったら観光地(大桟橋の入り口)なんかで食べちゃってーーー(^.^)
もっと濃いところ行けばいいのにぃ
投稿者 sociton : 2006年09月27日 09:53
「旅館オルエンタル」の看板とテントの文字が何とも…。
レタリングを習い始めて1週間って感じの文字です(^^)
投稿者 ヒロキエ : 2006年09月27日 08:59
【tsukijigoさま】
たまたま、十年後の街に揃うインフラが同じものなので、
どんな街になっているんだろうと考えると、結構面白いものでして。
関内も、店があるところとないところに、ばらつきがあるのですが、
逆にお店が見つかるとうれしいですね。
最悪、中華街に逃げるという手段もあるので、安心して歩ける街です。
投稿者 takapu : 2006年09月26日 23:42
豊洲とヨコハマの共通項、興味ぶかいですねー。
10年ほど前、関内で2年間ほど仕事してたのですが、あの頃は
食べ歩きの趣味が無かったので・・・今回のtakapu様の記事を見て、
改めて再訪してみたくなりました♪
投稿者 tsukijigo : 2006年09月26日 21:21