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2003年10月28日

ホタテ&牡蠣のバター焼き@禄明軒

お昼時、激しく雨が降っていた。

ふと宮沢賢治の詩が頭に浮かぶ。

 雨にも負けず 風にも負けず 
    =中略=

 一日に玄米四合とみそと少しの野菜を食べ(えっ!)
    =また中略=
 


 そういうものに私はなれない (オリジナルはこちら)

そんな粗食じゃ”雨”にも”風”にも負けまっせ、

という訳(?)で、雨風をつんざくように市場へと向かう。               
向かった先は、場内にあるチョッとこじゃれた洋食屋の「禄明軒」。
この店一度は来たことがあるのだが、いつだったか全く記憶にないくらいの昔だ。

予告通りホタテ&牡蠣バターを同僚とシェアする。

tsukijiou-2003-10-28-1.jpg tsukijiou-2003-10-28-2.jpg

それぞれ大粒の貝がごろんごろんと鎮座し、なかなかにシズルのだが・・・・・

これは本当に、、、バターで焼いただけの味じゃな!

もう少しこう、、、粉つけて表面カリッと焼くとかすれば、
食感に変化もつくし、ソースののりも良くなったりするんだろうし、、、
ソースも素材にまかせっきりにするんじゃなくて、隠し味程度に醤油をおとすとか、、、

もうチョッと、技が欲しいすね、技が。


無論、素材そのものがいいので、それなりの満足感はある(牡蠣も大分味が濃くなってきた)のだが、もう一歩踏み込んでもらわないとなかなか「また来よう!」って気にはならんな。

なるほど、これが記憶から抹消されるほど、足を遠のかせていた理由ね...納得。

カテゴリー : [ 築地王|築地|ソテー ]  記事の編集 takapu : 2003年10月28日 17:01

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