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2005年10月18日

銀座・楸 カキのペペロンチーノ(1,200円)

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


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 この書が物語るように、ここは「ひさぎ」という、カキ料理の専門店。お昼にはカキフライ乗せカレー等を出しているが、夜はカキを和のテイストで出してくれるお店である。

 ニンニクと鷹の爪が効いたペペロンチーノには、5.5センチ平均の岩手産のカキが4つ乗っている。

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 カキ料理屋さんのパスタとはいえども、ここのペペロンチーノはしっかりとしたアルデンテの茹で加減。一口食べると独特のクセを残しつつ、それ以上に濃厚なコクを持つニンニクと、鷹の爪の辛味が口の中に一気に広がる。

 カキとの相性はというと、パスタと一緒に食べるカキの部位によって、ペペロンチーノになめらかな甘みが加わったり苦味が加わったりという具合に、一口ごとに個性を与えてくれる。

 お店の方にお話を伺ったところ、この日のカキは岩手産のカキで加熱用を使っているとのこと。加熱用と生食用では、どうしてもイメージとして後者のほうが新鮮と思われるが、加熱用にもピンキリがあり、今日のは「加熱用の中でもかなりのもの」とのこと。

 確かに、このかなりのものという味は、最後にカキを一つだけ残して食べると、非常に分かりやすいものであった。

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 ご覧いただきありがとうございます。

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カテゴリー : [ takapu|銀座|パスタ ]  記事の編集 takapu : 2005年10月18日 23:27

コメント

 【kazさま】

 あ、書き方が悪かったですね…まずはご丁寧な説明ありがとうございます。

 加筆しつつ書きますと、保健所によって決まっている「生食」と「加熱」の分別基準は「獲れる水域」がベースであるという話で、更に生食用の場合は洗浄を施すということです。

 で、刺身的に考えてしまうと、「生食=新鮮」と思えてしまう流れがありますよね。ただ、カキの場合はそうではなくkaz様が書かれたように、「○○用というものに適した料理法がある」というのが、言いたかった結論なんです。

 カキ料理のサイトとしては、こういう部分はきちんとと説明しないとと、改めて思いました。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者 takapu : 2005年11月01日 00:11

牡蠣の「加熱用」と「生食用」は、"鮮度"ではなく"洗度"の違いです。要するに海の雑菌(主として大腸菌)が基準以下になるまでよくよく「洗った」のが生食用、加熱すれば問題ない程度に洗ったのが加熱用。

鮮度の落ちた「生食用」を「加熱用」に廻すような魚屋には、その旨を注記してディスカウントでもしていない限り、買いに行かないほうがいい。

当然、雑菌が洗い流されれば、風味も洗い流されてしまうので、加熱して食べるのだったら加熱用の方が旨い。

一度、自宅で両者をカキフライにしてみれば、しみじみと分ります。おっとっと、加熱用だけシッカリ揚げるのではダメですよ。両者、同じ条件でね。

投稿者 Kaz : 2005年10月31日 12:44

 【aiaiさま】

 うれしいお言葉ありがとうございます。

 カキを外で食べるにしても、意外に情報が少なかったので、去年のカキフライ専門ブログから一歩踏み出してみました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者 takapu : 2005年10月21日 00:35

私も牡蠣が大好きなので、このようなサイトとっても嬉しいです。写真も美味しそうですね。
牡蠣情報楽しみにしてます!

投稿者 aiai : 2005年10月19日 01:23