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2006年11月17日
銀座・楸(ひさぎ) カキのチーズフォンデュコース〜その5 牡蠣と真ダラの白子の昆布焼〜
オイスターフリークの皆様、お待たせしました!カキタベでございます。
ところで、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?
実は、この料理はチーズフォンデュコースには含まれていないのだが、「いや、これは絶対に食べるべきだ」という話があったので、追加注文したものである。
フォンデュを食べた後で、コンロに変わって陶器の台がテーブルの真ん中に置かれ、羅臼産の昆布の上に昆布の出汁を吸わせて、そこにバルサミコ醤油がかけられた牡蠣が乗った網が乗せられる。
焼いているうちに、少しずつ昆布の香ばしい香りと牡蠣の香りが広がり、食べごろを迎えたところで、一気に食べると、ネギの爽快感に導かれたカキのコクと旨みが、一気にじゅわっと広がる。一粒じゃ足りないとも思えたのだが、じらされるような余韻を楽しむには、この量がいいのであろう。
そして、牡蠣のエキスが染みこんだ昆布の上に、白子を乗せて豪快に焼くのだが…白子の量が多すぎて、網の下に零れ落ちそうに。ということで、別の昆布に変えてもらい、あらかじめ少し焼いてもらったものが運ばれてきた。
牡蠣の香りがない代わりに、昆布の香ばしさが前に立ち、そこに白子の甘いコクと塩気が一体になった味。自分は下戸であるが、他のお酒を飲まれる人には、この味がかなり好評。牡蠣のエキスが残った昆布で焼いたら、もっとスケールが大きい味だったのではとも思えるが、そもそもの昆布本体が旨そうだったので…
こんな具合に、切ってもらった。焼いているうちに昆布にくっついた白子が香ばしくなり、噛むほどに広がるのが両者の旨み。白米が欲しくなったのは言うまでもないのだが、牡蠣エキスが染みこんだ昆布だったら…
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今日もご覧いただきありがとうございます。今回のシリーズは、全6話構成となっており、毎日違ったカキ料理を楽しんでいただきます。そして、このシリーズの最後には、重要なお知らせもございますので、お見逃しなく。
また、通算219食目を迎えた、カキばっか喰ってるカキタベニストへのご支援がてらに、人気blogランキングもご覧いただけると幸いです。
カテゴリー : [ takapu|銀座|焼牡蠣 ] 記事の編集 takapu : 2006年11月17日 23:50