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2005年05月23日

日比谷・チャヤマクロビカフェ&デリ マクロビプレート(1,200円)

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 マクロビとは、macrobiotic(自然食の,食養料理の)の略。ということで、マクロビオティックをテーマにしたカフェ。店頭にはオーガニック素材のジャムやらクッキーやらが、その反対側のカウンターでは各種デリが売られている。
 
 このマクロビプレートは日替わりで内容が変わるもので、スープ、玄米ご飯、そしてワンプレートのおかず類とドリンクがついてくる。

 今日のスープはダイコンやニンジン、セロリ、しめじ等が豊富に入ったミネストローネ。具が結構大量に入っている割に、ごちゃごちゃした味になっておらず、すっきりしている。
 
 玄米ご飯はアサリのリゾット。あさりの味が前面に押し出されつつ、コーンの食感がいいアクセントに。

 そして、プレートには、「クスクスとトマトソースを和えたもの」、「豆腐をペースト状にしてしいたけやタマネギと一緒に成形し、サフランで色づけしたもの」、「黒オリーブを細かくしたものに、オリーブオイルを和えたソース」(ライ麦パンとレーズンパンにのせて食べる)、ラタトュイユ、野菜の炒め物が乗る。

 スープからプレートの全体に言えることとして、どの野菜も味が濃く、個々の特性を強く感じるものなので、それをいかに活かすかがテーマになっているように思える。ゆえに、どの料理も比較的薄味となっている(ちなみに、この店では、肉類、卵、バター、乳製品、砂糖は未使用)。

 食後のドリンクは、オーガニックエスプレッソ。

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 砂糖未使用の店につき、シロップの代わりに「玄米の甘さをつけた豆乳」というものが一緒に供される。ただ、この豆乳自体がものすごく甘いものではないので、実は、これを全部飲めてしまう。

 注文から料理が出されるまでの時間も短く、ボリュームもなかなかなので、本来のターゲットである女性だけでなく、(自分を含めて)男性が野菜不足を感じたときにも、非常に使いやすいお店と思う。

カテゴリー : [ カフェの食事|ひるベター|日比谷 ]  記事の編集 takapu : 2005年05月23日 22:06

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コメント

【macrobi papaさま】

 そうなんですよ、どうしても男性向けとなると「粗食」のほうがイメージとして先行してしまいますからね。

 ごはんのお代わり自由というのは、助かります(笑)。

投稿者 takapu : 2005年05月28日 22:17

皆さん、こんばんは。
マクロビは健康に良い、でも普通のごはんよりおししくない・と云われていました。
でも、心から食事を楽しむためには、味や見た目も重要だと考えて、いろいろ工夫してきました。
男性のお客様にも熱烈な支持を得られる店作りのため、新しいメニュー作りに励むわけです。

あと、ごはんのお代わりは何杯でも自由です(笑)。

投稿者 macrobi papa : 2005年05月28日 01:03

 【hannaさま】

 単純に、男性のほうが女性に比べて、味よりも優先しなければならない要素を、多く持っていることは間違いないと、私も思います。

 あとは、その要素を差し置いてまで食べたいと思えるようなものが、個々の引き出しにどれだけあるかなんですよね。

 おそらく、自分よりも年上の方は、経験値に基づいて、引き出しの中にたくさんしまいこんでいると思います。また、年下の方でも、私なんぞよりも数百倍食べ物に興味を持って接してきた結果、引き出しがパンパンになっている方もいらっしゃると思います。

 でも、引き出しの中身は、ランチではなく「お酒とおつまみ」のほうが多いと思います。そして、この引き出しの中身を得るためには、ランチの3倍ぐらいのお金を必要とするでしょう。

 そうなると、ランチで食に対する意識を高めるのは難しいと思います。一日の食事についてのポートフォリオは人それぞれですが、男性の場合、そういった傾向が大きいのではないかと。

 ただ、潜在的な需要がまったくないわけじゃないと思いますよ。それすらないんだったら、ヘルシオが売れなくなっちゃいますから。

投稿者 takapu : 2005年05月26日 00:38

再び、こんにちは。(笑)

>性別の垣根を越えて、食べ物に対する意識の向上につながるためのステップであり、進化形の一つなんだと考えさせられました。

特にお昼なんかそうなのですが、大抵、美味しい(身体にも優しい)お店って、女性ばかりななんですよね。
押しなべて、女性の方が、お金も時間も自由が利くんでしょうね。この前も、友人と(なかひがしでお昼を食べながら)、「男の人はかわいそうやね」って話しました。

もっと多くの男性がtakapuさんのように意識を高めてくれはったら、いいんですが・・・。
ただ、現実問題、子供にお金がかかる家とか、一家の大黒柱は、なかなか、そこまで自分に掛けるお金も時間も余裕が無い・・・とは思いますが・・・。(そういう人、たくさん見るもので・・・)(爆)
だから、みんな、お昼は、なか卯とか、通うんでしょうね。

投稿者 hanna : 2005年05月25日 10:29

 【hannaさま、みいこさま】

 私がマクロビを知ったきっかけは、とある日の日経流通新聞です。

 で、記事には「そもそも、1950年代から欧米中心に浸透してきたものの、日本では粗食という表現で扱われていたので、地味な存在だった。しかし、2000年頃から健康ブームを背景に注目度が上昇し、2003年ごろからはマクロビオティックという言葉が使用されるようになった。」と書かれていました。

 この記事を読んで思ったのが「これは性別に関係なく、食生活に取り入れるべき動きだなぁ」ということでした。

 行ってみると、日本人の男性客は不在だったのですが、外国人の男性客がいました。カップルではありましたが。卵や砂糖を使ってないケーキを、デジカメで撮影していました(笑)。

 行って、食べて思ったのは、「食べ物で自分の内面を変えるということについて、こんなに優しい選択肢が用意されないと動かないほどのものであるから、結局、自分の中で変化が起こらないと、変わるものじゃない。ただ、こういう選択肢が提示されているということは、ちょっとした意識で、すぐに変わる可能性も高いのかも。」ということです。こういうものって、積極的な目的意識がないと、接しないで終わっちゃうこともありますからね。

 そして、そういった意識を持つための手段として、この店には非常に好感が持てました。

 店員さん一人一人が、個々のプレートの料理についての説明ができることにも感心しました。量もけっこうあったので、店内環境は女性を意識したデザインであるものの、男性にも応用が利くと思いました。

 毎日の食生活において、全ての料理から化学調味料を抜かすことはほぼ不可能であると、自分は考えています。そして、化学調味料によって成立した食文化もあるので、存在を否定することはしません。

 ただ、こういった選択肢の登場そのものが、性別の垣根を越えて、食べ物に対する意識の向上につながるためのステップであり、進化形の一つなんだと考えさせられました。

投稿者 takapu : 2005年05月24日 22:54

マクロビって憧れますねー。徹底なんてとてもできないので諦めてますが、ランチだけでもこういうものが食べられたらベストだな〜。近くにあったら絶対行きます(笑)昔職場が表参道だった頃はクレヨンハウスによく行ってました。玄米もちゃんと炊けば美味しいんですよね、家じゃなかなか・・。
しかし、この量で男性は足りるのかしら?!

投稿者 みいこ : 2005年05月24日 20:44

数年前から、マクロビは一気にブームですよね。
一時期、スローフードという言葉が流行りましたが、更に極めた感じがします。
私も、亡き父が病弱で東洋医学に傾倒していたので、こういう感じ&考えも、よくわかります。
食が身体をつくる・・・。

私の日本酒友達はマクロビのお料理教室に行っていて、家では玄米ご飯を食べています。(私もたまに圧力鎌で炊きます)

ただ、調味料までこだわると、家ではなかなか難しいこともありますね。
昔は味の素なんて、バンバン使っていたように思うのですが、今は、化学調味料って使わないですものね。(笑)

でも、実は、大抵のものに入っている。お菓子でもなんでも・・・。
自分でお出汁をとろうと鰹節を買っても、鰹節自体ににすでに使われている場合も・・・。(苦笑)

長くなってすみません。
最近、体調が思わしくないせいか、人工的な素材や、妙な味付けに身体が拒否反応を起こしているような気がして・・・。こういうお店、いいなあ、って思ったもので・・・。

最後になりましたが・・・自分のブログの宣伝したいわけじゃないのですが(爆)、昨日アップした、京都の「なかひがし」というお店は、そういう意味では、身体に優しいです。また、お暇があったら、覗いてみてください。
京都にいらっしゃることがあれば、ぜひ〜♪ただ、1ケ月前に予約で全て埋まってしまうので、早めに予定を立てられるときじゃないと無理ですが・・・。

投稿者 hanna : 2005年05月24日 09:49

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