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2005年11月18日

赤坂・茶くら 京団子5本と宇治抹茶ラテ(1,030円)

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 赤坂駅7番出口から報土寺方面に向かって坂を上り、赤坂小学校方面に向かうとこんなお店がある。ここは、静岡茶だけしか飲んだことがなかった女性が、京都の宇治茶を飲んでその味に感銘を受けたことで開いた、京団子とお茶の専門店。店内は広くはないのだが、壁面にはお茶の葉やお茶の道具を飾っており、これも購入することができる。

 団子は一つ120円〜140円。京都から取り寄せているという5連の団子に、色々なトッピングを絡めたものを11種類用意しており、お茶を始めとしたドリンクも数多くの品揃えとなっている。ということで、注文したのは団子が「キャラメルクリーム&ナッツ」、「コーヒーカスタード&チョコ」、「宇治生抹茶カスタード」、「京みたらし団子」、そして「スパイシーキーマカレー」。そしてお茶は「宇治抹茶ラテ」。

 ところで、このお店のお茶は、

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 ちゃんと釜から作ってくれる。

 それゆえに少し時間がかかるのだが、しっかりとした味のお茶を作ってくれる。甘味処によっては、ティーパックのお茶を平気で出すところもある中で、しっかりと自分の伝えたい味を作ってくれるというのはうれしいところ。

 そして、テイクアウトしてきたものはこれ(一応、ちょっとした席もあるが、椅子は本当に少ない)。

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 以下、手前から順に利き団子。

 キャラメルは、キャラメルシロップが舌についた瞬間に甘さが広がる。この甘さの後、ダンゴ本体の甘さへと甘さが引き継がれていく。

 コーヒーカスタード&チョコは、コーヒーのうっすらとした苦味にチョコのアクセントが効果的。甘さとしてはキャラメルよりは控えめ。

 宇治抹茶カスタードは、最初に抹茶の苦味が口に対してピンポイントで広がり、その後、カスタードクリームのまろやかな甘みが広がる。

 みたらしは極めてオーソドックス。とはいえ、アンの甘みが過剰に絡むことがない濃さ。

 キーマカレーは、意外にもダンゴの甘さと調和する味。辛い中にひき肉のまろやかな味というのがベースなので、ダンゴ=ごはんという位置づけで考えると、好き嫌いははっきりするものの、この組み合わせは単に奇をてらったというものではないと思う。

 宇治抹茶ラテは、残念ながらクリームの輪郭がなく中途半端な味になってしまっている。店頭に売っているお茶の質を考えると、ここは普通の茶を選ぶのが賢明か。

 基本的に、団子そのものがしっかりとした味となっているので、あとはお好みの組み合わせでという具合。自分は食べなかったのだが、「京大葉味噌」を食べた方曰く「旨い」とのこと。ぜひお試しいただきたい。

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 ここでお知らせです。いよいよ、9月に行ったニューヨークとトロントの旅日記の掲載を始めました。

 食べ物関連の記事が満載の"2005 Newyork→Toronto"は、こちらのページからご覧ください。まだ、最初の数ページだけなのですが、随時作成・掲載していきますので、しばらくの間お付き合いください。

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カテゴリー : [ 甘いもの|赤坂|ひるグッド ]  記事の編集 takapu : 2005年11月18日 23:49

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コメント

 【うにくりさま】

 見かけとは異なり、一つ一つの大きさがべらぼうに大きいわけではないので、お昼としては適切な量になるんです。

 ここの店員さんの姿勢を見ていると、好きなことをやるというのがいかに幸せなことか、考えさせられます。

投稿者 takapu : 2005年11月29日 23:27

凄い興味そそられました!!
めちゃ、美味しそう^^
takapuさん、全部食べたの???
凄いです!!
色々な種類のお団子・・・食べたことのないので、
是非、行ってみたいと思います。

投稿者 うにくり : 2005年11月29日 10:10

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