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2005年12月12日

虎ノ門・天富 天ぷら定食(1,000円)

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 とあるビルの真裏にある、一見お店に見えないようなたたずまいの天ぷら屋さん。店内に入り・・・というより、ドアの真正面にショーケースがあり、そこには天ぷらが…一つもなくて、ショーケースの上やショーケースに貼られた、バラ売りの天ぷらの値札を見て注文すると、その場で揚げてくれるお店。

 では、持ち帰り専門かというと…そうではなく、店内には4人分だけテーブルと座るものがある。とはいえ、2人がけのソファーとスツールとパイプ椅子が一つずつというもの。既に2人がソファーに座っていたので、スツールに座る。

 テイクアウトでは天丼と天ぷらのバラ売りがメニューなのだが、店内のメニューは天ぷら定食と天丼。これにお好みでバラ売りの天ぷらを追加できる。ということで、追加なしで天ぷら定食を注文。

 まず、浅漬けと天つゆ、そして味噌汁とごはんが出されて、その後に揚げたての天ぷらが出される。まず、エビ、ナス、キス、そして三陸産のカキが2個。

 衣が厚めの天ぷらは、先週食べた逢坂のように、「あっさりとタネを食べる」というよりは、「ごま油の衣とタネをがっつりと食べる」という感覚。とはいえ、油が疲れているといったマイナス要素はなく、タネの甘さもしっかりと伝わってくる。また、カキの天ぷらも火加減が上々で、噛むとじんわりとエキスが広がる。

 そうしているうちに、揚げたてのイカの天ぷらがお盆に乗せられた。これも肉厚のイカと濃厚な衣のバランスがいい。

 そして、アナゴの天ぷらが出されたのだが、その大きさはなんと約27センチというもの!

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 普通の天ぷら屋さんだと、この天ぷらだけでアナゴの天ぷら定食となってしまいそうだが、ここでは、天ぷら定食の一部。これも衣のボリュームが前面に出ているのだが、実に豪快な一品。

 この後、お話好きの素敵な店主の方から、色々話を伺うことができて、その流れで手作りの塩辛をいただいたり、アナゴの骨せんべいをいただいたりと、予期せず最後まで至れり尽くせりの状態。

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 天つゆがすごいとか味噌汁のダシがすごいというものではないのだが、単純にこのラインナップでこの値段というのはものすごいと思う。ちなみに、天丼はどんなものかということについては、こちらのサイトで確認を。

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カテゴリー : [ 揚げ物|ひるベター|虎ノ門 ]  記事の編集 takapu : 2005年12月12日 23:02

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