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2005年06月30日
銀座・ISHIDA ランチ（1,260円）
銀座１丁目の「欧風菓子クドウ」の斜め前にあるフレンチ。1,260円のコース料理は、スープかサラダ→肉料理か魚料理→デザート→コーヒーか紅茶という流れ。これに、バゲットがついてくる。
さて、そのバゲットにつけるのは、バルサミコとオリーブオイルを合わせたもの。実は、自分では初めて食べる味なのだが、変にバルサミコが主張していない味で、こういう相性もあるのかと納得。
そしてスープの登場。今日のスープはセロリとじゃがいもの冷製ポタージュ。
立ち上がりにセロリの苦い部分が、負担にならない形でやわらかく伝わってきたあとに、じゃがいものコクと甘みが広がる。口当たりがすごくやさしい。
そしてメインディッシュ。肉料理のメインは、豚肉にハムとチーズを挟み込んだカツレツの上に、同じくトマトのカツレツが乗ったもの（名前失念）。
酸味の効いたソースと、豚肉のカツレツの相性もさることながら、個人的にはトマトの甘みとソースが作るバランスに感心。この組み合わせは絶妙。また、衣の食感がものすごく軽いにもかかわらず、衣自体もしっかりと味を持っているという印象を受けた。
デザートはチェリーとカスタードのタルト、ヨーグルトのソルベ、そしてメロン。
タルトはタルト地のサクサクとした食感と、カスタード部分のプルプルした食感が好対照。タルト地が持つアーモンドパウダーのコクが、比較的あっさりしたカスタード部分を上手くリードしており、そこにチェリーの甘酸っぱさが組み合わさっている一品。
ヨーグルトソルベは口に入れた瞬間は、重みを感じることなくふわっとするのだが、その後氷が持つさわやかな食感と、ヨーグルトが持つ酸味とほのかな甘みという２つのいいところが出てくる。
そして、食後には冷たい紅茶かコーヒーという選択もできるというもの。
この手の店は食べ応えは二の次になってしまいがちだが、ここはそんなこともなく、お客さんがたくさん入っている理由もわかる。
カテゴリー : [ フランス料理|ひるベター|銀座 ] 記事の編集 takapu : 2005年06月30日 23:57
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