煮物にまつわるカキ料理の記事

2005年12月30日

大井町「廣田」でカキタベ! 〜その5・牡蠣と蕪の煮つけ〜

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


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 カキフライを揚げている時に、隣のコンロで蕪が下ゆでされているのが見えた時に、どんな料理に使うのだろうと思っていたのだが、この順番で正統派の煮つけが登場。多少濃厚なものが続いていたのでタイミングとしては申し分なし。

 カウンターに出された瞬間にゆずの香りが立ち上る。そして、さわやかな香りの煮汁に包まれた蕪と牡蠣を小鉢に移す度に、ゆずの香りと牡蠣が持つ磯の香りが伝わってくる。

 口にすると、さっぱりとした煮汁と、牡蠣の豊富なコクが広がる。また、牡蠣の旨みとゆずの香りを吸った蕪も、やさしくもありまるで甘みをも含んでいると感じるぐらいに、申し分のない味。

 煮汁が絡んだひだの部分と、ゆずの酸味の後にたくましい苦味を伝えるワタの部分。これらは片栗粉がまぶされていることにより、煮汁をしっかりと吸っていることが大きい。

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 ご覧いただきありがとうございます。

 「大井町「廣田」でカキタベ!」シリーズは、大晦日までの6日連続で、4人のカキタベニストが廣田で食べたカキ料理・全6食のうち、一番気に入ったものについて、リレー形式で記事を執筆いたします。

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2005年12月29日

大井町「廣田」でカキタベ! 〜その4・牡蠣とカリフラワーのクリーム煮・サフラン仕立て〜

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


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 イベリコと牡蠣とルッコラの共演の次に出されたのは、サフランによって色づけされたクリームで、牡蠣を煮こんだものにカリフラワーを合わせたもの。早くも磯の香りが伝わってくる。

 一口食べると、牡蠣の旨みを十二分に含んだ濃厚なクリームのコクと深みを感じる。そして、クリームと牡蠣本体の苦味を中心とした組み合わせは、たくましさを持つ味となる。ソースには香草も含まれており、濃厚度合いをいい具合に保つのに効果的。

 また、このソースをまとったカリフラワーは、表面のソースが絡むことで濃厚な味わいを感じさせた後で、噛んでいるうちに口に広がる、カリフラワーが持つ水分とクリームとの調和が生まれて、新たな味を生み出す。

 組み合わせとしては定番的なものなのかもしれないが、非常に奥深い一品となっていた。

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2005年12月26日

牡蠣味噌煮@唐井筒 1000円

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


午前中からお昼にかけて、半休をとって銀行めぐり。
(年末だからな、んっ!(大頷))

銀座にいたので某所で評判の「唐井筒」でランチ。
ここは以前、夜に“すっぽん”にスッポンを食べに来たことがあるのだが、ランチは初めて。

“カレイの揚げおろし”が評判がいいようだが、オーダーは敢えて“牡蠣味噌煮”。
カキタベ! 顧問の自覚の現われだな(踏反返)!
(はじめ“豚角煮”をオーダーしたが、売り切れだったなんてことは口が裂けても言えぬ・・・(笑))


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ご飯のオカズらしく、結構濃い目の味付け。
牡蠣と味噌の旨味が調和していて、なかなか美味い!

それより何より、香の物、小鉢、さらにはデザートまでついて1000円ポッキリってのは、
銀座にしては破格のお値打ち。

他にも、カレイは先の“揚げおろし”の他に“煮物”、ブリの“タレ焼”“七味みそ焼き”、
“さば味噌煮”、“鰊オイル焼”、“鮭梅肉ソース”、“スッポン雑炊・お茶漬け”と
ランチのメニューも充実しているので、機会があればまた来てみようと思ふ。

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2005年12月01日

生牡蠣のあたま@豊ちゃん 1150円

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


朝方、「カキタベ!」メンバーと忘年会の日程調整。

必然的にカキモードが急上昇!

という訳で、ず〜っと、宿題にしていた「豊ちゃん」の“生牡蠣のあたま”を食らふ。

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「生ではない」との話を聞いていたのだが、、、
た、確かに、かる〜く火は通っている・・・
が、5粒の内、2粒は生牡蠣が苦手な自分にはかな〜り辛い。(涙目)

生が平気な人には全然問題ないんだろうけど、、、自分はもういいかな。

とりあえず、経験値アップ! ということで(苦笑)...

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2005年11月14日

築地・豊ちゃん 生カキのあたま(1,100円)

カキタベニストの活動をご覧頂きありがとうございます。

さて、今現在の「カキタベ!」は何位になっているでしょう?


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 これまでは裏メニューであったのだが、この秋からいよいよ表メニューに登場したので食べることに。

 メニューに書かれていることを額面どおり受け取ると、「生食用のカキを卵とじしたもの」となるのだが、実際に出されたものは、三陸産の加熱用カキを卵とじにしたもの。なぜ、「生カキ」としているのかをお店の方に伺ったところ、「カキ丼のあたまと区別してこの表現を使っている」とのこと。

 5〜6センチの大きさのカキには、この店独特のやや甘辛めの濃厚なタレがしっかりとしみこんでおり、ごはんとおかずの往復が止まらない。また、三つ葉のアクセントも効果的。

 このカキをご飯と一緒に口に入れて噛んでいると、カキのほろ苦いコクの部分と、やや固めのご飯の食感が丁度いいものとなったときに出てくる甘さが融合して、総合的な旨みが増す。という味の変化に出会うこととなる。

 そこでおかみさんから「言ってくれれば丼にもするよ」の一言。

 カキ好きはこの店のクリスピーなカキフライ3個(610円)とセットで食べると、「カキもののご飯のおかずがカキ料理」という幸せに浸れること確実か。

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