有楽町のランチ記事

2006年10月10日

有楽町・キッチン大正軒 カキフライ(800円)

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 交通会館の地下にある、カウンターだけのお店。「キッチン」という文字が店名につくと、洋食屋さんの趣をも感じさせるのだが、実は店の隣にある、「精肉・大正軒」という肉屋さんがやっているトンカツ屋さん。とはいえ、注文したのはカキフライ。

 注文して、「全国パン粉工業協同組合連合会」という、すごい団体名義の揚げ物ポスターを眺めつつ待つこと5分。運ばれてきたのはちょっと小さめ、最大が7センチクラスのカキフライ4個と味噌汁とごはん。

 で、実は4個のうち1つは2個揚げになっていたことに驚き。ただ、正直それ以外にいい印象がなく、粗めのパン粉の味が強く、少しコゲの味をも感じてしまった。

 カキフライはフライヤーの油を汚しやすいメニューではあるのだが、カキが小さいだけに、こうなっていると悩ましい。

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2006年04月14日

有楽町・立鮨「葵」 Bランチ(1,000円)

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 有楽町のガード下にある、立ち食いのお鮨屋さん。

 店内に入りカバンを置こうとしてゴソゴソ動いていたところ、見つかったのがこのヒートン。奥行きがない店内の、唯一とも言えるスペースであるカウンターの真下についており、ここにカバンをかけることができる。

 さて、ここのランチはにぎりの数によってAとBのランチがあり、更に丼ものも用意されている。ということで、にぎり10貫、自家製卵焼き、巻物、そして椀がつくBセットを、リクエスト可能な煮きり醤油にて注文。

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 お椀はアラの澄まし汁だったが、多少アラのダシが弱めだった。ただ、サーモンのアラそのものは非常にムチムチした食感となっていた。

 そして、にぎりが次々と握られて、煮きり醤油を塗られてカウンターに出される。

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 マグロ、ブリ、イカ、サーモン、自家製の卵焼き、イクラ、ホタテ、エビ、アジ、茄子の漬物、クロダイ、そしてネギトロ巻きという構成。

 自分は小さい身体なので苦にならないのだが、こういった狭い空間で醤油をお皿に出して、すしをつまんで醤油をつけてという動きは、身体が大きい人には辛いものと思われる。そう思うと、煮きり醤油が選べるのがうれしいところ。

 その味も普通の醤油より当たりが柔らかいので、醤油をつけたときの塩気が強く感じる味よりも、ネタの味一つ一つを確かめながら食べることができる。

 ネタそのもので特に印象的だったのは、マグロと房総半島のクロダイ。前者は単純に想像したよりも赤身の味が濃かったことで、後者はムチムチした食感が印象的だった。他のネタについては、こちらのサイトの記事を見る限り、どうやら「お好み」で食べたほうがよさそうである。

 狭い店ゆえに、目の前に職人さんがいる時には、あれやこれやを聞くことができたのだが、どうやら「ハラカミ」も日によっては置いてあるらしい。

 こう考えると、客にとっては20分以内である程度の鮨を食べることができ、店にとっては客回転が3回転近く確保できるこの形は、両者にとって合理的なのかもしれない。

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2006年03月14日

有楽町・あろいなたべた カオマンガイ(630円)

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 今まで、「あないろたべた」だと思っていたこのお店へ。メニューを一通り見てやきそばと迷った末に注文したのは、鶏肉が乗ったカオマンガイ。

 そのカオマンガイ。まず、スープを飲むと少しコショウが強めの味。次に、ご飯だけ食べると、タイ米ゆえの固さはあるものの、噛むとじわりじわりと味が出てくる。これが、鶏がらスープで炊いた分の味か。そして、鶏を食べるとほぐれやすく臭みも抜けており、味もしっかりと残っている。

 スパイシーソースをご飯にかけると、辛さで味をすぐに感じるという意味で、食べやすさが出てくる。ただし、辛さで米の味が死んでしまうというのもあるので、一長一短か。

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2005年12月26日

有楽町・まんぷく食堂 カキフライ定食(1,029円)

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 有楽町のガード下にある、昭和レトロな外観のお店。

 まず、カキフライやキャベツが乗った大皿が出てくるのだが、その際に…

 「これは、どこ産の牡蠣ですか?」と聞いたところ、

 「国産だよ」

 「いや、そうではなくてどこ県産の…」

 「えっと、徳島かなぁ。四国のほうから来ているから」

 …と、こんなやりとりがあってから食べるカキフライは、大きさ約6センチクラスの既製品としか思えない味。はっきり言って旨くもなんともなく、「ただのカキフライ」に過ぎない。というより、店の人間が素材の産地すら知らないのだから、話にならない。

 味噌汁も具をおわんに入れたあとで、汁を入れるもので、マカロニもカレー味とケチャップ味の中間の変な味で、キャベツのドレッシングもただ味が濃いだけ。

 正直、これで1,000円以上というのは、信じがたい事実。

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 ということで、牡蠣料理の口直しは「カキタベ!」へ、どうぞ。

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2005年10月31日

有楽町・スブラキハウス スブラキ(400円)

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 久しぶりに、東京国際フォーラムのネオ屋台村へ。この屋台はギリシャ料理である「スブラキ」の専門店。5種類あるソースの中から「マイルド(マヨネーズ味)」を選んで注文すると、慣れた手つきでラム肉の塊から少しずつ肉を切り離して、それをピタパンに千切りキャベツと一緒に入れて、ソースをかけてくれる。できあがりはこんな具合になる。

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 ピタの食感は焼きを少し強めにしていることもあり、モチモチというよりはパリパリという食感。

 具のラムは薄切りになっていて、やわらかな食感から広がる味がなかなか濃厚。このラムの味の濃さとキャベツがいいバランスをとっている。また、食べていて感じたのが、意外なほどにラムの量が多いこと。

 ソースは「マヨネーズ味」とあったが、マヨネーズに多少他のドレッシングを混ぜたもの。ただ、ラムの油分を考えると「油分+油分」となってしまうマヨネーズより、ケチャップベースのチリソースのほうが辛さがアクセントになるので、自分の選択ミスを含めて、そのほうが相性がいいと思われる。

 とはいえ、ソース選択さえ間違わなければ、「こういうものだろう」という期待値よりも一歩高いレベルで、値段と味との満足度を感じさせるものになる。

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